考えた仕事の案があって、冗談ながらにも考えている。
非常識な事もあるかもしれないが、突飛な考えも現実的に考えてみるとおもしろくて、発想がずっと大きくなるのだ。
ちなみにそれでお金をもらえるかどうか、稼ぐことができるかどうかはとりあえず考えないので具体的な収入のことは考えないことにしよう。

発想は冗談だろ、と言われるかもしれない。しかしそれを実行して「本当のこと」とする作戦を本気で考えるのも、なかなかにおもしろい。
こどもの頃になりたかったような仕事だったり、こんな仕事があったらいいななんて、こどもみたいに考えてみて、それをオトナである自分が現実的に考えて本当のことにしてゆく。
僕達は作られた仕事をこなすだけの生き物ではない。自分で作り出して、自分の都合の良い仕方で働いたって何も悪いことなんかないのだ。

いくつか考えた仕事の案をここに残しておこう。

前回は、「全国の調味料専門店」があってもおもしろいと考えた。

田舎の道などを車で走っていると、「地酒」なんて看板が目についたりするかもしれない。
「地酒かぁ、ちょっと良いなぁ」なんて思いつつも見過ごしてしばらくドライブ。休憩しようと寄ったコンビニなどに、カップの地酒が安くあったりして置いてあるのを見て、お土産にちょうど良いなと買ったりする事があるかもしれない。

お酒であっても、ご当地のものがそうやって手に入るのであれば、調味料はもっともっと需要があるはずなのだ。
世界各地の塩が置いてあるお店や、世界のミネラルウォーターが置いてあるお店があるのであれば、各地のお醤油や味噌、タレ、ソースなども珍しいものがゴロゴロ置いてあったら楽しいだろうという考えで生まれた案だ。

今回は、前回とちょっと似ているかもしれないが、「焼きそばの専門店」なんてどうだろうか？と考えた。

焼きそばなんて…居酒屋にだって、中華屋さんにだって、それにお好み焼き屋さんにだってあるでしょ…。なんて思ってしまうところではあるが、焼きそばの世界も深めてみると想像以上に深いものである。それに幅広いものでもあることに気づく。

家のテフロンのフライパンで作ったものや、ホットプレートで作った焼きそばよりも、鉄板や鉄のフライパンで焼いた焼きそばは美味しいと思ったことはないだろうか？
そうめんやうどん、それにラーメンだって麺の太さをこだわる人がいる。
塩味、醤油味、それにソース味をそれぞれ好きになっている人もいる。

辛いのが好きか、甘いソースが好きか、スパイシーなのが好きか、野菜が多いものが好きなのか卵が乗っているものが好きなのか…という具合に、選べるものがたくさんあると嬉しくはないだろうか？

卵も目玉焼きが乗っているのと、オムが乗っているものでそれぞれ好きな人がいるだろう。

青のりが嫌な人でも味のりが好きだって人がいるし、紅生姜はいらないけど七味唐辛子をかけたいって人もいる。

そう、焼きそばにだってすごくこだわりたい人だっているし、大好きな人もたくさんいるだろう。美味しい焼きそばを探し回っている人もいるかもしれない。

それこそ、だれでも安価に食べられるなら、ご当地ならぬ焼きそばにも家庭の味がある。プロの焼きそば屋さんとしてコンテストを開いてみてもおもしろいかもしれないな〜。

それに、焼きそばは世界的なものでもある。
タイ風焼きそばの「パッタイ」だってあるし、インドネシアの「ミーゴレン」なんてものもある。
どこにだって売ってあるし、中華屋さんやお好み焼き屋さんにだってあるのに、専門店なんて必要なのか？なんて疑問を持つ人ももしかすると出てくるかもしれないが、どこにでもあるなら「人気がある」という事でもある。

もしかするともう専門店はあるのかもしれないけどさ。
その街に無いのであれば仕事になるんじゃないかなって話さ。