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身体を冷やす!

夏の暑さにやられて食欲が落ちてしまうのはなぜなのかと考えて、話が詰まってしまい周辺の道具で簡単に涼しくなることを考えている。

前回は「歯磨き粉」の意外な使い方について考えてみた。
歯磨き粉って、めっちゃスースー感が利かせてあって、口の中意外に使うとめっちゃくちゃスースーするのでそれを応用させていただくという話だった。僕としては手軽な方法なんだけど、歯を磨く成分が入ってるわけだから…肌に使うのはあんまり良くないのかもしれないと思うなら、その辺は自己責任でやってもらいたい。でも、やってみるとびっくりするくらいにスースーするので、一度は経験して欲しい。


さて、今回はIKEAの密閉袋を使ったひんやり方法。
やり方は簡単、水を入れて肌に当てるだけ。ちょっと気をつけたいのはパンパンにならないように入れたい。なぜなら破裂するとよくないから。ここまで聞いて危ないなぁとかって思うならやめておいた方がいい。これも歯磨き粉と同じく自己責任だ。破裂してびしょびしょになるのも嫌だし…さ。

もっと冷たくしたいなら、冷蔵庫に入れておくとか氷を入れて使ってみることをお勧めする。けっこう長ーく使っているとぬるくなってしまうからね。ぬるいといっても身体を直接冷やすには使えるので、使えないわけではない。

これを思いついたのが、使っているノートパソコンが非常に熱くなって機能が低下してしまうためだった。警告が出てトロくなってしまうので音楽聞きながらこうやって文章書いたりするのができなかったりする。それだとちょっとおもしろくないなぁと思ったのだ。
(こうやって考えると、パソコンが熱くなって機能が低下するくらいなら僕らもそりゃ熱中症になってぶっ倒れてしまうのも当然だなと思った)



それで、簡単にパソコンの熱を放射する方法は無いものかと探っていて、熱を放射するといえば水だな!と考えてハッと思いついたバカな方法だった。
ただ意外とこれが効くもので、パソコンはひんやりして非常に良い動きをする。
となれば次に思いつくことは自分の身体にもやってみる事なわけよな。


肩とか腿のあたりにピタッとくっつけるとひんやり気持ちいい。特に冷やしてから使う必要もなさそうだ。要は自分の身体の持つ熱をパーッと放射できればそれで涼しいのである。つまりはキンキンに冷えていなくとも、水道水くらいの温度でぜんぜんひんやりして気持ちが良いわけよ。逆にキンキンにしていると痛くなることもあるので気を付けたい。たとえば身体の不自由な方や年配者に気持ちいいからと押し付ける……事はないだろうけど、キンキンで嫌なのに、冷たすぎるのにそれを押し当てられるのはあんまり気持ちの良いものではないのでその点だけ気を付けたいかな。



そもそも身体が「暑い」と思うのは、体の周りにある空気が体温などによって熱くなるからであり、それが取り払われたり冷えると涼しく感じる。
扇風機が涼しく感じるのはこの身体にまとわりつく熱い空気を吹き飛ばすから涼しく感じるわけだ。

これは逆の事も言える。冬の寒い時にあったかくするためにはペラペラのシャツを着るよりも、もこもこした服を着るとあったかいのがそれである。もこもこした服にはあったかい空気の層ができて、それが暖かく感じるという原理で僕らはあったかくなっている。
服が熱を発しているとかそんな事はない。いかに体温を逃さないようにするかが寒さをしのぐ方法なのである。


そう。だから夏はその逆で身体の熱を放射して吹き飛ばす必要があるというわけなんだな。

「冷やさないといけない」とか「冷たいものが必要」と考えなくともいいんだと考えられたら、涼しくなる方法はその辺にいくらか存在する。
たとえば学校の机の裏側なんて、ひんやりして気持ちが良くなかったか?
あれだよあれ!まさにそういうひんやりをいかにして継続的にできるのかが問われるところなのだ。


さて、話を大きく戻して。



IKEAの密閉袋を使う理由は特になく、単にそこにあったからなのだが、しかし100円均一などのやつを使うのはやめておこう。
IKEAの密閉袋の良い面は密閉チャックが二重に付いているところだ。
仮にも水を中に入れて使うので漏れが心配なところ。パソコンに使う時にはもうひとつ大きな袋に入れ、二重にして使っていた。

こんなことのためにわざわざIKEAまで行って買ってこなくとも、水枕に氷を入れて抱っこしたりすれば確実だし、金属製の湯たんぽも水を入れたらずいぶん冷たくなるだろうね。

それで言うと、歯磨き粉とかデオドラントのひんやりシートは、実際には熱が放射できていないので注意が必要だ。
身体がひんやりと感じるのか、実際にひんやりしているのかでは大きく効果が違ってくる。
実際に熱を放射して体温を下げないと「熱中症」になってしまう恐れがあるためだ。使うならひんやりと「感じる」だけではなくて、実際に身体の熱を下げる効果のあるものの方が良い。

「気休め」ではなく、家にいる時くらいは道具を使って“体温そのものを下げられるように”配慮できれば子供や高齢者の事故は案外と簡単に防げるかもしれない。


緊急事態の時はどうしたらよいのかではなく、身体の熱をしっかりと下げる方法や原理などを知っておく事は大切だなと思った。

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