ワーママか専業主婦か。
フルタイムか時短勤務か。
正社員かパートか。

結婚、妊娠・出産もそうですが、「女性はなんでこうも選択肢が多く分岐点だらけなのだろう」と常々思っています。

私はワーママ×正社員×時短勤務という働き方を選んで、去年の4月に復職しました。

今回は特に、時短勤務を選んだ理由を言語化してみます。

自分の時間の価値を考えた

なにかを選択する時、誰もが自分の価値観に基づいて選択してると思います。

働くを考えるときは
・お金
・キャリア
・人間関係
・働き方
などさまざまな軸があるかなと思いますが、
私の場合の選択の軸は
自分の「時間の価値」からの逆算でした。

どういうことかというと、、
以下の通りです。

◆その1
まず24時間のうち外せないもの、絶対にかかってしまうものを洗い出します。

・睡眠時間　7時間
・家事育児　7時間(家族団欒タイム含む)

まずこの時点で14時間。
一日は24時間なので残り時間は10時間。

この時点でまず、え、びっくり！みたいな笑
睡眠は8時間が理想なのに。

◆その2
次に、残った時間をどう使うか考えます。
私の場合はそれを仕事に割り当てたいので、
残った10時間を
フルタイムと時短勤務に分けて考えてみます。

⑴フルタイム(8時間勤務)
・昼休憩いれると拘束時間9時間
・移動や残業でサクッと10〜12時間
→つまり睡眠か家事育児の削減が必要

⑵時短勤務(7時間勤務)
・昼休憩入れると拘束時間8時間
・移動や残業で10時間ギリ
→やりくり次第で他の項目を削減する必要がない

計算上はこうなります。

むむむ。
⑵でもギリギリなのかと呆然..
え、⑵を選んでも自分の時間ゼロっておかしいですよね笑

◆その3
時間をグラフにしてより具体的に可視化します。
そして問います。
「今の自分にとってこのバランスはどう？」

たとえばフルタイムの場合、仕事に費やしてる時間が他の項目の割合より10%以上多いということがわかります。

自分はどう過ごしたいのか

グラフにして見ると、「この項目を増やしたいからここをもっと削りたいな」とか出てくるかなと思います。
(例えば私は家族タイムの中の家事を減らしたい)

24時間というルールは動かせないので、
自分の最適解に向けて内訳を変えてバランスを探していくしかない。

私の場合は時短を選びましたが、
それは
「一時的にキャリアや給料が低迷したとしても、(家族時間とは別で)自分の時間があるバランスがで過ごしていきたい」と気づけたからでした。

※ちなみに残業したら結果的にひとり時間が減る計算なのでそれを全力で阻止したい。
仕事の生産性はめちゃくちゃ上がります笑

今までの働き方を振り返ると、
私はもともと自他共に認める仕事人間で、育休前は昼夜問わず仕事をし、帰りにみんなで飲むビールが最高に美味しい〜という生活を続けてました。

正直それがとても楽しかったし、
そこへの未練がないと言ったら嘘になります。

が、が、が。
息子が1歳で育児の外部リソースもない環境。

睡眠や家族時間という生活の土台と仕事を天秤にかけた時、私は迷わず前者を取りたいし、全部を笑顔で回すために余白の時間が必要だと思ったのでした。

時短勤務は期間限定の特典

こうして時短勤務を選んで復職しましたが、会社には同じような1〜2歳児のママでフルタイム復帰してる人もいます。時短からフルタイム、フルタイムから時短に変えるママたちも多いです。

これは本当に、全員がその都度選べる世界が1番ベストだなと思います。だってその時々の自分や家庭の事情で、優先度が変わる世界だから。周りに合わせた価値観で決める必要はない。

で、この時短勤務制度ですが、長らく仕事人間でフルコミットしてきた身からすると、正直「羨ましい期間限定の特典」とも思えます。

子が小学校に上がる前まで、
子が小学校を卒業するまで、
選べる人が選べる制度。

私はずっと「選べない側」にいたので、
「選べる」だけでなんと嬉しいことか。。
これもう期間限定の特典じゃんと思ってます。

まとめ

女性の前に絶えず現れるいろんな選択肢。

「どれを選んでも正解！」と、
自分が思える人生にしていきたい。

時短2年目も試行錯誤しながらやっていきたいです。