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日本人の寝不足に関する課題と解決策を考えてみよう

こんにちは。

本日は、「日本人の寝不足に関する課題と解決策を考えてみよう」についての投稿をしたいと思います。


1.寝不足の日本人

まず、こちらの記事をご覧ください。

経済協力開発機構(OECD)の2021年の調査によると、日本人の平均睡眠時間は7時間22分で、加盟国33ヶ国中最下位だった、ということです。

中国が9時間20分、アメリカが8時間51分、フランスが8時間33分で、8時間のボーダーラインを超えた先進国の平均睡眠時間と大幅に差があることが分かりました。

日本人は、よく寝不足と言われていますが、寝不足はミスやエラーを誘発し、クリエイティブ力も低下させると言われています。

アメリカのランド研究所が発表した調査結果によると、寝不足によるミス・エラー、あるいは、クリエイティブな成果を出せないことによる日本の経済損失額は15兆円に上ると言われています。

つまり、寝不足によって、お金を生み出すチャンスを逃しているのです。

毎日少しずつ睡眠不足が借金のように積み重なっていくことを「睡眠負債」と呼びますが、睡眠負債が及ぼす影響は、様々なものがあります。

アメリカ国立睡眠財団によると、成人に推奨される睡眠時間は7〜9時間とされており、この睡眠時間を満たさないと、睡眠負債が蓄積されていくのですが、日本人の場合、なんと、睡眠時間6時間未満の人が約40%にものぼるようです。

つまり、日本人の4割は睡眠負債に陥っているのです。

どうして、日本人はこんなにも睡眠不足の人が多いのでしょうか?

一体、原因は何なのか、解決策は無いのか。

そこで、本記事では、日本人の寝不足に関する課題を読み解き、そして、出てきた課題に対する解決策について、話していきたいと思います。


2.日本人の寝不足に関する課題

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