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12月25日は、クリスマス&「およげ!たいやきくん」が発売された日&元号が「昭和」に改元された日&スケートの日。

【クリスマス】

キリスト教圏において、イエス・キリストの降誕を祝う日とされているものの、イエス・キリストが12月25日に生まれたという確証はないとされていて、以前は、各宗派がそれぞれ独自に日付を定めてイエス・キリストの生誕を祝っていたため、その日付けはバラバラでした。

12月25日がクリスマスと広く認識されるようになったのは、当時まだ新興宗派だったキリスト教の布教を狙った時のローマ教皇・ユリウス1世が、4世紀前半頃に、冬至の時期、他宗教の祭事が重なる時期を狙って、イエス・キリストの生誕の日は12月25日と定めてキリストのミサを執り行うようにしたのが始まりとされています。

この決定がキリスト教の布教とともに、12月25日がクリスマスだと、欧州を始め世界各国に広まっていったものと考えられています。

また、今日では、文化、宗派、国境などを超えて、世界中で年末の一大イベントとなっています。

《余談》
クリスマス(Christmas)という言葉は、キリスト(Christ)のミサ(mass)という単語の組み合わせに由来する説が有力とされています。

また、キリスト教圏では、一般的に12月25日から数えて12日後となる1月6日が「顕現日(けんげんび):公現日」とされおり、クリスマス〜顕現日までの12月25日〜1月5日の期間は降誕節として、期間中は各地域でそれぞれの各種イベントや催しが行われています。

《顕現日》
神が自身を啓示した事実を示す日(≒ 神が人々の前に姿を現した日)。

キリスト教典となっている新約聖書では、主であるイエス・キリストが十字架刑の後に復活した完結の日となっています。


【「およげ!たいやきくん」が発売された日】

フジテレビ系列番組『ひらけ!ポンキッキ』内で歌われていたオリジナル楽曲『およげ!たいやきくん』のシングルが、1975(昭和50)年12月25日に発売されました。

《およげ!たいやきくん》
作詞:高田ひろお氏
作曲:佐瀬寿一(じゅいち)氏
歌:子門真人(しもんまさと)氏
出版:キャニオン・レコード

子ども向け童謡ソングは、オリコン史上初のシングルチャート初登場1位、11週連続1位を記録し、空前の大ヒットソングとなりました。

また、レコード・CD合わせて453.6万枚以上の売上を記録し、日本レコード史上歴代1位の売上枚数記録を保持し続けていて、同記録はギネス記録にも認定されています。


【元号が「昭和」に改元された日】

1926(大正15年 / 昭和元)年12月25日、大正天皇が崩御され、当時皇太子であった裕仁(ひろひと)親王が新天皇に御即位されました。

新天皇即位に伴い、新しい元号が「昭和」に制定され、即日改号されています。

「昭和」の由来は、中国古代の歴史書のひとつ『書経』の中の「百姓昭明、協和萬邦」という一行から採用されたもので、世界平和と君民一致を願った意味を持つ元号とされています。

なお、戦前は、12月25日が大正天皇祭として、大正天皇の崩御を祀る大祭日となっていました。

そして、この日は、「昭和改元の日」として記念日のひとつに制定されています。


【スケートの日】

北海道函館市内に滞在していたイギリスの探検家トーマス・ライト・ブラキストン氏が、1861(文久元)年12月25日に、日本で初めてスケートをしたとの記録があることにちなんで、日本スケート場協会が記念日に制定しています。

例年12月25日を含めた前後の週末には、各地スケート場の入場料が安くなる場合があります。

《余談》
1792(寛政4)年に、ロシア使節ラクスマン一行が根室で一冬を過ごした時に、結氷した根室湾内で滑ったとの記録もあり、これを日本初のスケートとする説もある他、北海道や東北地方にはスケートの発祥地とする場所がいくつか存在しているなど、その詳細は不明とのことです。


(以上、ネット検索より)

(投稿し忘れていました😅)

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