最近の記事がエンタメによりすぎている気がしますが。それは置いといて。
タイトルにあるとおり、アニメ談義をします。

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ」

わたしはあまり批判的な意見を言いたくない傾向にあるので、基本的に賛辞を表に出し、批判を身に秘める事が多いのですが。
申し訳ないのですが、今回だけは批判多めです、すいません。

まず原作未読でアニメを楽しんでいる方は、このままわたしの談義を捨て置いてください。ブラウザバックしてください。
原作読んでないけど、どこが駄目だったの？っていう方は見ていってください。

アニメの1話～4話までを見ました。
いい出来だと思います。少なくともワクワクするような内容に仕上がっていたと思います。

しかしながら声を大きくして言いたい…！

カットした部分が重要すぎる！！
そこは変えてはいけないだろう！！

こんなことばかり、感じてしまいました。

今回のアニメ1話～4話は原作6巻にあたる内容で、わたしはこの巻が一番好きだったために、落胆がひどいのだと思っています。
描写が弱い、内容が変更されている、カットされている。
これは原作が小説である限り、アニメ化にあたり仕方のないことだと納得しております。

なので、補完とばかりにわたしが覚えている限りで、原作とアニメの差異を出していきましょう。

1.ギルド襲撃後の『戦争遊戯<ウォーゲーム>』を受領した後、リリを助けるためにヘスティアはベルへ『神様のナイフ』を貸してくれと頼み込むが、アニメでは一切語られなかった

2.ザニスのお金稼ぎ方法が語られなかった(リリの変身が必要とだけ)

3.命・ヴェルフの『改宗』描写があっさりしすぎている

4.ベルの修行シーンの描写が少なすぎる

5.命の並行詠唱について描写が無い

6.ベルの能力値についての言及がなく、潜在値についての説明がなかった

7.ヒュアキントスのやられ方

それぞれ補足していきます。

1.原作ではソーマ・ファミリアを脱退するためにお金が必要だったため、ヘスティアは超高価な『神様のナイフ』を質に入れ、リリの『改宗』を受けさせました。

なので原作では戦争遊戯でベルは神様のナイフを使わずに、ヴェルフがLv.2になって鍛冶をした牛若丸弐式を使っています。

更に、アポロンから財産を奪い質に入れていた『神様のナイフ』を、リリがソーマのところまで行き、金を渡して取り戻すのです。
その際にソーマがリリに謝り、また気をつけてと送ったシーンが一切なくなってしまいました。

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2.ネタバレになるので、控えめに。
ザニスがリリを使って金を稼ぐ方法が伏線となるのですが、アニメでは全てカットされました。

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3.命は『改宗』の際に土下座をし、更に死地に追いやった時の借りを返せていない、だから助けたいと言うシーンがなく、
更に命はタケミカヅチ・ファミリアに戻るつもりだったので『改宗』の後、1年間は再度『改宗』は出来ないため、タケミカヅチが「1年か、長いな」というシーンもありませんでした。

ヴェルフのシーンでは、ヘファイトスから餞別で鍛冶師の命である「鎚」を貰い受けるのですが、そのシーンもカット。

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4.ベルの修行中に
ナイフをたくさん駄目にしている描写もなく、
仲間が『改宗』したという話を聞くこともなく、
ヘスティアが1週間という約束を守ってくれたという回想もなく、
ティオナから「回復薬を使う癖を無くして、ボロボロになっても戦えるようになれ」という叱責を貰うこともなく、
終わってしまいました。

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5.命が走りながら詠唱をしているのですが、詠唱中は基本的に他の事ができなくなります。
集中できないと、体の中で暴れる魔力が暴発してしまうためです。
(ヴェルフの魔法は、意図的に魔力を爆発させる凶悪な魔法だったりします)

ですが、命は1期ラストのゴライアス戦で、リューが並行詠唱で「攻撃・移動・回避・詠唱」を見てそこに届きたいと願ったのです。
そして戦争遊戯本番で「移動・詠唱」をなんとか実行し、魔法を発動することが出来ました。
残念ながらこれらの描写が一切無かったため、あっさりと「フツノミタマ」を発動しているように見えてしまいました。

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6.「Lv.のランクアップ」と「ステイタスのアビリティ」は似て非なるものです。今回ベルがLv.2になった時(ミノタウロス撃破時)のステイタス値は異常なほどの成長だったためLv.2になって各アビリティが初期値になっても、能力値がその分上乗せして成長されているのです。

ファイアーエムブレム的に言うと
「クラスチェンジの能力値上昇=Lv.のランクアップ」
「レベルアップによる能力値上昇=ステイタスのアビリティ」
となり、ベルはソシアルナイト(Lv.1)の時に成長値ほぼMAXの状態でクラスチェンジ(Lv.2)した。
ということです。

なので、Lv.2のままでも修行しステイタスのアビリティを上げることによってLv.3のヒュアキントスを追い詰めることが出来たのです。
アニメではそれらの語りがなかったため、ヒュアキントスを追い詰める説得力が薄すぎてしまい、少し悲しかったです。

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7.原作では彼は殴られて30m吹っ飛びました。

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もうちょっと色々とあるのですが、大きい部分・覚えている部分だけを出してみました。

このアポロン・ファミリアとの戦争遊戯巻は、いままでヘスティア・ファミリアがベル一人だったのが、巡り巡って仲間が増えるという契機の話なので、非常に燃え上がります。
是非原作を未読な方がいるならば、買って読んでほしいです。

いちファンとして、アニメをもっと頑張ってほしいので、ちゃんと視聴しようと思います。

コメントだと匿名でないので、匿名で感想や要望、質問されたい場合はマシュマロへ投稿いただけたら幸いです。

本日はここまで