『うまく言葉にできないがなくなる言語化大全』by山口拓朗 伝達力の極意とは?
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
2024年最初の読書日記
今回紹介する本は文章の達人、山口拓朗さんの『「うまく言葉にできない」がなくなる 言語化大全』です。
この本を読む前の自分 ブログ読んでもらえているか…
私自身、ブログをほぼ毎日書いています。
しかし、悩ましい問題として、「このブログ読んでもらえているのか」ということ。
つまり、難しい内容を書いているのもありますが、相手に伝わっているかという悩みが常につきまとっていました。
具体的に書かれているのでチェックにも使える
この本を読んで、率直に「言語化できる能力はこれからの時代大事なのか」と感じたこと。
AIが進んでも、結局読み書きできないこと、特にコミュニケーション能力はますます大事。
「言語化」できるかできないかで差が出てしまうことをこの本で危惧しているように感じました。
山口拓朗さんは、この本で大事なのは、言語化するために「語彙力→具体化力→伝達力」が必要であることを述べています。
さらに最初は大きな枠をしっかり捉え、どんどんその内容を深掘りしていく、その方法が言語化アップに繋がると書かれています。
これを読んでハッとしました。
自分は「語彙力」がまだまだ足りていないということを。
言葉を深掘りしていくためにも語彙力が必要だということを。
そのためにももっと言葉に親しむことが必要なのかと。
まずは、色々な本を読みながら「語彙力」を鍛えていくことを心がけて行きたいです。
相手に自分の意図を伝えることがますます大事
「言語化」は書くだけでなく、話す上でも重要。
相手の時間を奪わないためにも要約化というのも大事なのかと思えました。
多く話す人が賢いと思っていましたが、今は相手の意図を汲み込み、端的に伝える能力がますます大事なのかと。
この本で衝撃なメソッドがありました。
それは「なぜ→たとえば」メソッド。
なぜを突き詰めていき、例を提示していけば、相手に伝わる以前にも自分の頭の中でも整理できるように感じました。
自分がこの本を読んで一番やってみたいところでした。
この本は「言語化の辞書的」書籍だ!
読んでみて、結構厚い本でありますが、具体的な内容がもりだくさん。
先程書いた「なぜ→たとえば」メソッドを始め、「語彙力」アップのための方法や伝達力を伝えるためのテンプレートまで入っています。
さらに最近話題のChatGPTを活用した方法ももりだくさん。
まさに「言語化の辞書的」書籍だと感じました。
まとめ
この本は机の横において、気になったら調べるには最適の本だと。
言いたいことがパッと伝わるように、この本を読んで精進していきます。
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