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不倫の反省に必要なのは“相手の立場に立つ視点”他責思考者がするべき、非認知能力向上訓練

不倫をシタ夫が夫婦再構築を望む際に最も大切なことは、深い反省と自責感情です。

しかしどれだけ努めても他責思考が抜けず、不倫した理由を「誰かのせい」や「自分とは関係のない話」のように捉えてサレ妻の怒りを買い続けるケースが少なくありません。

そんなシタ夫は、妻の気持ちも理解できません。妻や周囲の人間が言葉を尽くして伝えても、わからないのです。

人の気持ちがわからない原因には、「非認知能力」が関わっていると言われています。

非認知能力について、下記に記します。

児童精神科医が重要視する、認知能力

「ケーキの切れない非行少年たち」という本をご存じでしょうか。

児童精神科医の宮口幸治さんが2019年に出した本で、2023年の今も社会に大きな反響を与えています。

彼は仕事で携わった少年院で、「反省させる以前の問題」を抱えた少年たちに数多く出会いました。
少年たちは一見わからないけれど、社会生活で困難を感じる程度にIQが低かったり、認知能力が低いために想像力が働かず対応力も養われずに、先を見据えた行動がとれない少年たちです。

犯罪行為は発達障がいや知能指数が低いことに加えて、いじめや虐待等のストレス経験と環境が合わさることで起こるのですが、訓練を重ねて認知機能を育てることで「他者の視点」を養い、自分が犯した罪が人にどういう影響を与えるのかを知って、「反省」をするケースがありました。

私はこのサイトで“身近にある夫婦の問題”について、いくつかの記事を書いています。

夫婦の問題には経済観念の違いやコミュニケーションの不足など様々あるのですが、離婚の決定打となりやすいのが「不倫」です。

不倫に到る理由には、夫婦の身体的心身的すれ違いや有責側の貞操軽視があります。

女性は経済的自立が難しい時代が長かったことから立場が弱く、「男は浮気するもの(女は我慢するもの)」という男尊女卑の社会的通念が長く蔓延ってきました。その名残が今も尾を引いており、「バレなければ問題ない」「一度や二度の浮気は許されるもの」と軽く捉えて不貞を犯し、妻に不倫が露呈したあとも「男は浮気するものだから許せ(離婚はしたくない)」と主張する夫が珍しくありません。

シタ夫(不貞夫)の“想定外”はここからです。

妻に不倫がバレた後、「マズイ」「面倒なことになった」とは思っても、「男の浮気は当たり前」「謝って一時反省して見せて妻の怒りが収まるのを待てばいい」程度に思っていたのに、妻の離婚の意思が固いと分かると途端に慌てるシタ夫が少なくありません。

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