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木原事件 X子の兄

木原氏が何もなかったかのように「魚屋のおっチャンネル」に2回連続で出演したり、月刊WILLが木原氏擁護の対談記事を出すなど次の選挙を見据えた動きも始まり、木原氏の逃げ切りが懸念される状態になりつつあります。一方、28日に安田種雄さんのご遺族による刑事告訴をすると言う決意のネット会見が行なわれ、ユーチューバーの間では、この事件を風化させてはいけないと再び事件を取り上げています。会見の中で大塚署は再び種雄さんの遺族を呼び、本件はまだ送致されておらず、捜査は継続中であると告げたことが分かりました。ななななんと!警察庁長官が事件性なしと言った個別案件なのに本当はまだ送致していないとは!これは明らかに遺族に刑事告訴を出させない為の妨害で、捜査は継続しているので刑事告訴は必要ありませんと言っているのですね。7月に遺族が大塚署に呼ばれた時は「捜査は既に終わっています」と言っていたのに舌の根も乾かないうちに何と言うことでしょう!厚顔無恥にも程があります!

この事件の本筋ではないのですが、前々から何故、X子や兄弟に覚醒剤や風俗・水商売などおよそ警察官の家族らしからぬ話が数多く出て来るのか不思議に思っていました。でも篠原夫妻のユーチューブを見て、X子の兄が大学1年の時に薬がらみで大学を退学していることを知り、なるほどなと思いました。兄は若い頃バンドをやっていたと言うことなので、悪い仲間の誘いで薬に手を出したことは容易に想像出来ます。これなら警察官の家庭でも起こり得ることでしょう。仕事に忙しい警察官の父、マルチビジネスにハマって子供をかまって来なかった母の二人は反省し、長男の将来についていろいろと心配したことでしょう。そんな時、母親はマルチビジネスで知り合った友達からある教会の存在を教えてもらったのかも知れません。その教会にはかつてヤクザだった入墨の牧師さんや会員もいて、過去を償い今は立派に立ち直っている人がいると言うことでした。母は藁をも掴む気持ちで長男を連れてその教会に入会したと思われます。「刺青クリスチャン・親分はイエス様」として映画化されて有名になった元ヤクザのミッション・バラバは1993年末から活動を開始しています。両親が入会したのは長男が19才になった1994年かそれ以降ではないかと思われます。当時15才だったX子や14才くらいの弟は兄のことばかり心配して自分達をほったらかしにしている両親に振り向いて欲しかったのかも知れません。しかし両親はその後も教会にのめり込んで行き、残りの子供達に目を向けることはありませんでした。そんな状況が4〜5年続き、X子は短大に入学しモデルのバイト中に種雄さんと出会います。そして自分のことを大事にしてくれる彼に救いを求めたのかも知れません。弟の方は更にふてくされ、高校2年の時に高級時計を盗んで逮捕され少年鑑別所に入れられました。彼はその後、いつ家を出たのかは分かりませんが、赤羽で水商売の世界に身を置くようになり、今では川口でキャバクラを複数経営するなど夜の世界で成功しているようです。X子が種雄さん以外とも付き合っていたと言う話もありますが、彼女がCDデビューした頃に種雄さんの子を宿していることが発覚、X子の実家で夫婦として生活することになります。その頃にはやんちゃな種雄さんも大人しく配管工として働いていたようです。

兄が通った新大久保の教会は韓国系の教会でミッション・バラバと言う反社の隠れ蓑になっていたのですが、母親はそれを知ってか知らずか、ずっと教会に通っており、父親も教会の合唱団に入るなど教会活動を続けていました。兄は現在その教会の教区長になっているので入会以来ずっと教会に通っていたものと思われます。種雄さんのお父さんが韓国出身で種雄さんの祭壇にも十字架があったことから、X子一家も韓国系かとの憶測もありましたが、どうもそうではないようです。篠原夫妻の調べでは父親の祖母が満州から戻って来て三重で呉服屋をやっていたのですが、彼女には子供がいなかったので親族の娘を養子にして婿を迎えたとのことでした。X子の父親は自分が見つけた彼女との結婚を許されず、祖母が決めた三重の名家の娘(X子の母)と結婚することになったそうです。満州から戻った祖母が韓国系であった可能性はゼロではありませんが、種雄さん達の結婚は在日同士だからと言うことではなさそうです。

いずれにしても事件が起こった2006年までの10数年間、兄は教会に通いながら実は悪の道を歩いていた可能性が高いと思われます。彼は会社を経営していると言うことなので母のマルチビジネスを手伝っていたのか、教会仲間と筋の悪い仕事をしていたのかは分かりません。しかしながら薬と離れることは出来なかったようです。事件の2年くらい前に地味な配管工であった種雄さんはX子の金に対する不満を解消する為なのか、風俗店で働き始め急に羽振りが良くなって行きます。この店を紹介したのは兄だと思われ、オーナーは教会絡みの友人の可能性が高いです。兄はこの時に種雄さんを薬の仕事に引き込んだ可能性もあり得ます。X子も事件の数ヶ月前から池袋のキャバレーで働いていますが、X子にこのキャバレーを紹介したのも兄ではないかと思っています。何故ならこのキャバレーでは母がレジをやっていたと言う話があるからなのです。普通現金の絡む仕事を全く知らない人にやらせることなどありません。X子が水商売に入ることを心配した母を安心させる為、兄が教会仲間の経営するキャバレーに頼みこんで母をレジにしてもらったのだと考えると自然です。勝手な推察ではありますが、こう考えて見ると兄と教会の友人が全てのことに関連しているような気がして来ます。

事件当日には種雄さんのビジネスパートナーと兄が現場に行ったと言う話もあり、失われた3番目の携帯電話は薬の仕事用で彼らが隠した可能性もあります。事件の犯人がX子なのか、その父なのかそれとも兄なのかは捜査が尽くされていないので分かりませんが、X子親族の絡む事件であることは間違いありません。事件の前日に種雄さんが電話でお父さんに話したところでは「お金はX子に渡した。離婚も納得させた」と言っています。このお金がなんなのか疑問に思っていましたが、ひょっとすると日頃からお金の件で揉めていて「家賃も払わず私の家に住んでいたくせに」なんて言われた可能性もあります。そして種雄さんは父から借りた金を事件の直前に彼女に渡したのかも知れません。

誰の犯行なのかそして動機は何なのかは未だに分かりませんが、いずれにしても木原氏の親族の誰かの犯行であることは間違いありません。木原氏の親族を庇う為、いや本当は事件当時の大塚署の不適切な捜査を隠蔽する為に、警察庁長官が事件性なしと言い放ち、殺人事件そのものを無かったことにすることなど決して許されることではありません。種雄さんの遺族の刑事告訴が正式に受け付けられ、真相が明らかになることを祈るばかりです。

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