海苔と基準
手作りのおにぎりに海苔を巻いて食べていたら、ふと疑問に思いました。
「海苔ってなんで5枚入りのが多いのだろう?」
小袋にわけられたタイプの海苔は、その多くが1袋5枚入りです。旅行先のホテルや旅館で出てくる海苔は、1人1袋食べるように用意されています。
1人で5枚使うのは、なかなか難しいです。おにぎりを5個食べるのは多くて、1個に2枚ずつ使っても余ってしまう。実際いつも持て余していて、しかし放っておくと湿気ってしまうので、仕方なく海苔だけ食べることがあります。
1袋を家族で分けて使っていた大家族時代の名残なのでしょうか?
正直なところ、別に答えそのものにはさほど興味はありません。
当たり前なことに疑問を持つことが大事だと思っています。
僕達はついついなにかとの比較の中で、物事を判断しようとしてしまいます。
別にそれ自体は悪いことではないと思いますし、簡単に止められるものではありません。
ただ、自分がなにと比較しているのかということには、自覚的でありたいと考えています。
目の前のものと比較するものさしは、大抵が自分で選んだ基準ではありません。最初に出会ったものとか、小さい頃からそうだっただけです。であるならば、自分と他者を幸せにできるような基準をちゃんと作っていく必要があるのではないかと思います。
疑問を持つのはその最初の一歩なのでしょう。
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