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販売職から未経験IT業界へ転職体験日記

私は新卒入社した販売職で6年間勤め若いながらも、店長・幹部クラスとしてマネジメントをしていました。

  • 集客やマーケティングを行うにつれてマーケティングに集中したい。

  • 販売によってその時間が削がれるのが煩わしい。

  • 接客販売よりもPCを見ている時間が楽しい。

と思い転職に踏み切りました。
今回は
『なぜ、IT企業なのか。』
『実際に経験した未経験からの転職体験を綴ります。』

どこか転職を迷っている人や、未経験だけどIT業界は気になるという方に役に立つ記事になれば嬉しいです。自己紹介はこちらから

販売にまつわる記事も書いてます。

IT企業を目指すきっかけ

冒頭にあった通り、接客販売する時間より、PCを見て仕事する時間が楽しくなっていました。それと元々PC関連や目新しいものには目がなくどんどん新しい技術た試してみたくなる性格でした。学生時代からそうだったのですが、ガジェットとかアプリとかすごく好きです。アレクサやワイヤレスイヤホン(AirPods)を手にした時なんかジェネレーションを感じました。

実は、新卒時もIT企業も迷ったのですが当時はIT土方のようなイメージが強く、残業も多く、休みがない印象が強かったのです。当時から人のためになる仕事をしたいという想いで、接客業という道へ進みました。

未経験とタイトルにもありますが、プログラミングやデザイナーは知識自体ほとんどない状態でした。WEB関連での経験があるとしたら、WEBマーケティングを店舗の集客の一環でやっていたり、データをまとめそれを元に販促していた程度です。
なんとなくIT業界というとプログラミングは当たり前のようにできて、デザイナーであれば、PhotoshopやIllustratorを使ってデザインしていくイメージでした。

WEBマーケティングの知識が活かせることを知る

そんな中、『ITに興味はあるけど未経験でもOKなんてとこないよな』
っと色々求人を探しているとあるじゃないですか。
「WEBマーケティング」
を求めている企業が。
これを見た時はWEBマーケ学んでいて良かったと感じましたね。
そこから本格的に転職活動を始めます。

未経験からの転職日記

ここから先は実際にどんな会社の選考を受けたのか、実際に何社受けたのか心境も添えてお伝えします。初期の頃は落選も多くあり心が折れかけますが、最終的に3社受けて第1希望の会社から内定をいただくことができました。(ご迷惑になるかと思うので企業名や事業などはある程度伏せて記述します)

1社目 自社ソリューションシステム開発 
マーケティング会社

まず休みの条件や給与面で探していく中で一番自分と合っていそうという企業を受けることにしました。
1社目の会社は、小売業、販売業の企業に向けてシステム開発し、データを分析している会社でしたので、6年間培った小売業の経験がある私にはぴったりだと思って受けました。 

カジュアル面談からしてもらい、完全フレックスの出社制度の部分や、
方針として、顧客のためを思っての顧客成長、自社も成長できコミットしていくのを大事にしているという話を聞き、とても心躍りました。(販売小売では休みが少なく、朝早く夜遅い仕事でしたので…)

カジュアル面談では自己評価も高く、悠々と転職も決まってしまうか!?

と思っていましたが、書類選考でお見送りへ。
やっぱりIT企業未経験は辛いなと感じました。
新卒入社では難なく全て内定をいただいていた私にとってショックでした。

2社目・3社目 有名食品メーカー マーケティング部門

誰もが知っている食品お菓子メーカーでWEBマーケティング経験者ということで書類選考となりますが即落選です。
前職ではWEBマーケティングこそやっていたものの、本業ではなかったもので、知識の偏りが目立っていたと思います。
同じような企業で2社目3社目を書類選考で落選となります。

見事に3社連続で落ちてしまいます。しかも全て書類選考止まり。
『やっぱり転職は難しいのかな。』『未経験には厳しいんだろうな』
と感じ始めていました。
加えて、『本当にやりたい仕事はなんなんだろう?』
と考えたのはこの頃です。
自分なりに自己分析するようになり、結果以下のことにたどり着きます。

  • 大企業への転職を考えてたけど本当にやりたいことはなんだろうか?

  • IT業界というところで絞っていたけどITでやりたいことは?

  • 本当にマーケティングがやりたいのか?

そう、『やりたいことは何なのか』決まっていなかったのです。

4社目 地元マーケティング・WEB制作会社
WEBディレクター

そんな心境を整理したあと、4社目に受けたのは地元企業を大事にするWEB制作会社です。

自己分析をすることで志望動機や、軸が相手に伝わり順調に最終面接へ。
初めて書類選考を突破し、順調に最終面接までたどり着くことで、心躍り『もうこの会社にしようかな!』という気持ちでした。
しかし、心のどこかで『マーケティングは本当にやりたいこと?』という懸念点がずっと残りモヤモヤし、他の企業を探しはじめました。
とても良い会社だけど『第一希望』とは胸を張って言えない。「もっと自分がしたいこととマッチした会社があるのではないか…?」と感じていました。

5社目 スマホアプリ開発会社
アプリ開発ディレクター

最後に面接を受けたこちらの企業が第一志望となり、見事内定をいただきこちらの企業で転職することにしました。

『マーケティングは本当にやりたいこと?』という部分からモヤモヤしている部分をより深く考えていました。

結果私が本当にやりたいことは?

転職活動を始めて3ヶ月弱右往曲折ありましたが、回り道をしてたどり着いた答えが『デジタル(IT)で困っている人(企業)の手伝いをしたい』
という答えです。

私は販売業の中でも結婚指輪や、高級時計の販売をしており。
顧客の人生のターニングポイントに立ち合い幸せのお手伝いをしたいという思いで仕事をしていました。
そこから考えると本当にやりたいことというのはすんなり出てきたものです。

なぜアプリ開発?

マーケティングを希望でしたが急にスマホアプリ開発。当初から考えるとびっくりですよね。私もアプリ開発なんて最初は全然考えていなかったのですがやりたい仕事とマッチしているのがアプリ開発なのでは?という考えに至りました。

例えば企業がスマホアプリを作成する時、
マーケティング以上にアプリはその企業の一大プロジェクトであり、悩んでいる企業の手助けを事業内容から変えることができます。
企業のアプリ=企業の顔であり 核(コア)になる部分だと感じたのです。

さらにこちらの内定を頂いた会社は、地元の企業や自治体を中心にデジタルをみんなの手元に送りたいという理念で会社を作っていました。
この部分にとても感化され、3回に渡る面接では毎回『デジタル(IT)で困っている人(企業)の手伝いをしたい』と必ず伝え無事内定をいただけました。めぐり合わせもありとても良い企業で働けています。

IT企業で務めてみて

実は『未経験からの転職日記』から1年が経過し現在も5社目で内定を頂いたスマホアプリ開発ディレクターとして務めています。

一年間働き入社当初よりかは任されるプロジェクトも段々と大きく、増えてきてなんとか毎日を過ごしています。
実際未経験でIT企業に入ったものの、やっぱり元々好きな分野(ガジェット系など)というところもあり勉強はほとんど苦がなく楽しく働けています。
前職と比べると自分の時間も増え、このようにnoteの投稿ができるようなったり、経験や勉強したことを活かして副業なんかもやってみたいなという余裕も出てきました。(家族の時間もどんどん取れるようになりました!)
結果論ではありますが、私は転職をしてやりたい仕事に向けて動けてよかったと思っています!
まとめになりますが、私のように「なんとなくIT企業は憧れだけど未経験だから動けない」と思っている人はまず動いて見るだけで実は案外怖くない部分なのだと思えるかもしれません。
そんな人の励みになるような記事をお伝えしたく執筆してみました。

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