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双極性障害の治療に必要な三つのこと

おはようございます。
最近ちょっと軽躁なのか部屋で陶芸やってます(笑)いや、それがフツーやんってことが普通じゃないのが困りもの。とはいえ創作活動は良いことです。んで双極性障害Ⅱ型のわたしですが、今回は治療に必要なことを三つほど。

① 薬をちゃんと飲む
なーにを当たり前のことをーって感じだけど、うつ状態のぼーっとしてる時も、躁状態であれもこれもしたーい! って時も、うっかりってある。
今日は寝付きが悪い悪いって思って布団のなかでゴロゴロ。あ! 眠剤飲んでない! ってことも。
とにかく短期記憶が薄れること多くなる。年とると余計に。
なるべく服薬回数を減らしてもらう。一日三回よりも一回のほうが忘れにくい。眠前に精神薬と睡眠薬を一錠ずつとか。なるべく単剤が良さげ。

以前、うつ病と診断されていた時に抗うつ剤を飲み忘れ……というか通院する気力もなく薬がなくなって一週間を過ぎた頃から離脱症状が出たことがありました。ありゃあしんどかった。予約日に患者が来なくてもほったらかしな病院ってのも割とあるのよね。

前の主治医は、通院しないとその日のうちに「どうしました?」と電話がかかってきてました。車で一時間かかる病院だったので、しんどくて行けないと話すと薬を郵送してくれたことも。断薬するより相談です。


② 定期的に血液検査をする

精神病ってのはこころの病気ではなく、脳の病気・臓器の病気と捉えること。
双極性障害はリチウムを服薬することが多いけど、これは血中濃度を定期的に測って有効範囲の濃度になっているか分かる薬。
強すぎればリチウム中毒になったり、甲状腺機能低下があったりする。また糖尿病を併発したりする。
なので、定期的な血液検査は欠かせない。
きちきち測定するドクターならいいけど、そうじゃない場合は自分からデータを知りたいことを伝える。自分の臓器の現在のデータを知ることは大事。


③ 記録をつける

つまりは記憶に頼らない。記憶ほど曖昧なものはないのだよ。
あと時々記録したものを読み返してみると、過去の経験から今に役立つことが得られるかも。
こういう時に自分は落ち込んだりイライラするんだなーとか。
こういう言葉に自分はムカッとするんだなー、過食に走るんだなーとか。

「いつまで病院に通ってるのよ。そろそろ仕事でもしたら?」
「太ってるわねぇ。その服、似合わないわよ」
「いつまで寝てるのよ。動きなさいよ」
「なに買ったの? どこ行ったの? 誰と行くの?」

はい。ムカツキますね(笑)
特に家族は遠慮ないし、無理解だし、感情的です。
こういう時、自分はどんな言葉によって傷つくのか、怒りが出るのかを記録しておくと、時間を置いて冷静な自分で見つめ返すことが出来ます。
こんなストレスがかかると自分は悪化するんだと分かることは、秒で爆発することを予防でき……るはず(おい)
爆発スイッチを知ることは大切。

あと前回にも書いたやつ。

『対人関係 社会リズム療法(IPSRT)』
① 起床
② 人と会う 家族・同居者と会話する
③ 出勤・登校 出かける
④ 夕食
⑤ 就寝

これらの5項目を、計画、記録、分析する療法。
まず、5項目を何時にするか決めて記録する。おおむね計画通りにはならないが、ズレてきた時の原因を探ることが治療につながる。変化には対人関係が引き金であることが多い。
5項目一気は難しい場合もあるので、まずは1項目からでも。

これね。
やっぱ数行日記がいいみたいです。
起きた時間、布団に入った時間。睡眠時間。中途覚醒の有無。
朝食、夕食の時間。
出かけたり、人と会ったりしたか。どの程度身体を動かしたか。
料理をしたり、趣味で何かを作ったり、掃除をしたり……。
簡単な家計簿。散財をしていないか。オヤツを食べ過ぎてないか。

ここに体重、血圧、血糖値も記録出来ればいいんだけどね。
わたしは血圧計は持ってるけど、血糖検査の器具は持ってないからなー。


てなわけで、双極性障害の治療に必要な三つのことでした。


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