見出し画像

グッバイ、ドン・グリーズ!

観てきました。

東京から少し離れた田舎町に暮らす少年・ロウマ。
周囲と上手く馴染むことができないロウマは、同じように浮いた存在であったトトと二人だけのチーム"ドン・グリーズ"を結成する。
その関係はトトが東京の高校に進学して、離れ離れになっても変わらないはずだった。

「ねえ、世界を見下ろしてみたいと思わない?」

高校1年生の夏休み。それは新たに"ドン・グリーズ"に加わったドロップの何気ない一言から始まった。
ドロップの言葉にのせられた結果、山火事の犯人に仕立て上げられてしまったロウマたちは、無実の証拠を求めて、空の彼方へと消えていったドローンを探しに行く羽目に。
ひと夏の小さな冒険は、やがて少年たちの“LIFE”生き方を一変させる大冒険へと発展していく。

公式HPより

田舎町の感じとか、思春期特有の周りと馴染めない感じ。
今は特にSNSで可視化されてしまうから、さらに辛くなっているかもしれない。それは本作でも描かれています。

森の中の秘密基地。大人になる事への葛藤。

夏の終わりと青春の終わり。

「スタンド・バイ・ミー」から連綿と紡がれる少年たちのひと夏の冒険。

アイスランドと日本を繋ぐ、一本の電話。
奇跡のような繋がりに、ぞくっとしました。



ちなみに自分にもドローンをすっ飛ばして無くしてしまうという経験があり、変なところでむちゃくちゃ共感してしまいました。
思った以上に高く飛ぶんですよ、あれ。


この記事が参加している募集

映画感想文

更なる活動のためにサポートをお願いします。 より楽しんでいただける物が書けるようになるため、頂いたサポートは書籍費に充てさせていただきます。