自動記述の巫女たち

アンドレ・ブルトンらシュルレアリストたちが行っていた自動記述法(現代でいうところのノンストップライティングの先駆)によって書かれた小話?  詩? です。 (書き終わった後に、最低限の誤字脱字・てにをはの修正と小話タイトルの付与を行っています)

#0 自動記述の巫女たち

 砂漠の鴨が涸川で溺死する。キラルなピラミッドの鏡像が夏のソレイユを破滅させる。オアシスの底に沈んだ新宿で底が割れた電子レンジが海百合の花瓶になる。自動記述の巫女たちが波際のアリアを歌う。波紋は打ち消し合って。飛魚が反転した深海へと登っていく。降りしきるマリンスノーが伝える孤独死は誰でもない誰かに届かない。眠るポストは忘れ去られたラブレターをそっと胸にしまった。

 カクヨム様にて、同様の自動記述による小話? 詩? をあげております。どの回からでもお読みいただけます。目を通していただけると嬉しいです。

「自動記述の巫女たち」カクヨムhttps://kakuyomu.jp/works/16817330658595214195


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?