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1月15日

 昨日の昼間、陸前高田のカモシーまで行って素焼きした平皿を見せながら、釉薬の色をどうするか相談してきた。今日が最後の陶芸教室。平皿2枚を釉がけするのみなら1時間もあれば終わってしまうけど、新しくうつわをつくり始めるわけにもいかないから、丁寧にやすりをかけた。

 まずは金属やすり2種類のうち、網目の粗いほうで凹凸のある箇所を削ってゆく。おおかた凹凸がなくなったところで、網目の細かい金属やすりで表面をなめらかに。仕上げはさらに目の細かい紙やすりで整えた。本当ならやすりなど使わなくても均一につくれるのが理想だけど、高台のない平皿なら机との接地面も広いから、机を傷つけないためにも皿の底だけでもザラつきは取り除きたい。

 オーダーは、織部。もともと渋い色味の緑なので、それ一色だと単調に見えがち。少し変化が出るかなと、フチだけ赤のベンガラを塗った。いい色が出てくれるといいな。

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