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2022_0414_本読み

<1396字>

冒頭の写真:

高校息子のお弁当は 私の担当。

 おにぎらず を作り中。

このあと、上からも ご飯乗せて、

ラップごとお弁当のプラ容器に移動して、ラップを引っ張って海苔で包みます。おさまりきらないご飯の上に、海苔をパッチして、完成。

そのまま切らないので、容器いっぱいの黒い塊となります。

プチトマトを1〜2個押しこんで、毎日全く同じ外見のお弁当です。
(そのうち外見もアップします)



4月14日(木)は以下を読みました。

振仮名ふりがな歴史れきし

今野真二 著
集英社、2006年(途中から岩波現代文庫、2020年)
おわりに

いろいろ書いてあったけれど、締めは漱石の『虞美人草』です。

同じ くだりが二つの本からの引用で。

一つは昭和40(1965)年ころのウーブルコンプレート『夏目漱石全集』(春陽堂)。

全作品を三冊に収めるため、7ポイント文字で3段組。

判読のため平仮名を多用し振仮名は無し。


もう一つは、たぶん初版の単行本『虞美人草』(春陽堂、明治41(1908)年)。

こちらは総ルビ。


この岩波現代文庫は、9.2ポイントくらいの文字サイズと思われます。

このサイズで読むと、後者の方が圧倒的に雰囲気出てます。音読の時も旧仮名遣いが音に出てしまう気持ちになりますね。

にわかに、祖父の書棚にある漱石本を見てみたくなりました … … …

(音読した人:山崎)





『じゃがいも畑』

カレン・ヘス 作、ウェンディ・ワトソン 絵、
石井 睦美 訳
光村教育図書

とても味わい深い絵本でした。

あらためて、今現在、食べる物に満たされている山崎は恵まれている、と思いました。

(音読した人:はやしさん)





『学問のすゝめ』

福沢諭吉 著、岩波文庫、
七編 国民の職分を論ず

政府が悪政を行ったとしても、それを力で倒すことは、結局のところ、その後の展開がよくなることはないので、やめた方がいい、という主張でした。

(音読した人:めいさん)





『目の見えない人は世界をどうみているのか』

伊藤 亜紗 著、光文社
序章

この本を企画した理由が説明されました。

まず「美学」とは。
〈 芸術や感性的な認識について哲学的に探究する学問です。〉

それから、
〈 体について(言葉で分析したものを)体で理解する 〉
という言葉もありました(メモなので、引用正確じゃないかもです)。

生き物と自分への興味から、異なる状態を持った「見えない人(=視覚障害者)」を研究対象に選んだ、という流れが独特です。

(音読した人:こいでさん)





『まど・みちおの詩で生命誌をよむ』

中村桂子 著
NHK出版
第10回いることのすばらしさ、から
「極小な細胞の偉大な一歩」

前回、ミトコンドリアの話になって(湯川さんの本読んでる時?でしたっけ)きよもとさんはこの本にわかりやすい説明があった、と、再読してくださいました。

以下、山崎の備忘録。

●25億年前の真核細胞の誕生はとてもエポックメイキングなできごと

●それ以前、真正細菌と古細菌というものがあった。
古細菌の中に真正細菌が入り、真核細胞が誕生。
別の生き物だったのが合体して新たな生命の形ができたことが画期的。

●動物細胞は、
γガンマプロテオバクテリア(真正細菌の一つ)が古細菌に入り、
ミトコンドリアという細胞内の器官となったもの。

●植物細胞は、
シアノバクテリア(真正細菌の一つ)が古細菌に入り、
葉緑体という細胞内の器官となったもの。

(音読した人:きよもとさん)


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