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【本の要点まとめ】教え方に関する本

今回は教え方に関する本の要約です。
現在は講師の仕事をしているので、教え方に関する書籍も多く読みました。
その中で個人的に要点としてまとめていた部分をアウトプットします。

対象の本は以下になります。

誰でもまねできる 人気講師のすごい教え方
あたりまえだけどなかなかできない 教え方のルール
行動科学を使ってできる人が育つ! 教える技術
<チーム編>教える技術 行動科学で成果が上がる組織をつくる!
これからの教え方の教科書
世界一わかりやすい教える技術
教えるということ
9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方

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誰でもまねできる人気講師のすごい教え方

・最初から全員に満足してもらおうと考えるのではなく、少なくてもいいので絶対的支持者を集めることが先決

・記述式アンケートでは、少し厳しく受け止める姿勢を持つようにする。
「普通」を「不満」と同じレベルで受け止める

準備のポイント
・聴衆がどんな人か把握する
・部屋などの確認を怠らない
・原稿作成が成功のカギを握る

・ホワイトボードや黒板に文字を書き込むシミュレーションをする

ボキャブラリを増やす
・本をたくさん読む
・ブログなどで不特定多数に情報発信
・類語などを調べる
・他人に話す

休憩時間の心得
・講義中にひらめいたことや失敗したことをメモしておく
・質問をいつでも受けられる状態でいる
・前列の人に疑問点がないか聞いてみる
・休憩後の講義内容について板書しておく

・外見は「清潔さ」を意識する

声に抑揚をつける
・トーンを小、普通、大の3パターン用意する
・普段から声が小さい人は、ワンランク大きい声と、ツーランク大きい声の出し方を練習する

・内容が変化する場合は、意図的に間をつくる

・講義内容を組み立てるとき、ある程度対象者を絞り込んで、もれている生徒は個別指導でフォローする

・生徒の能力を、上、中、下、で分ける
下レベルは基本的にメンタル面でのケアが中心と考える。

・生徒から何度も同じキーワードが出てくるときは、そのキーワードにまつわる回答を求めている

個別対応技術
・知性優位型
  正確な知識の吸収を望み、自分で考えたり、調べたりするのが好き
  コーチング的対応
  質問をなげて、相手に考えさせる
・感情優位型
  気持ちを聞いてもらいたい
  カウンセラー的対応
  相手の気持ちを汲み取り、話を聞く
・行動優位型
  とにかく実践してみたい
  ティーチング的対応
  具体的な答えを教えてあげる

・だらけた雰囲気になったとき、場を引き締めるときのポイントは
的確な指示を出し、行動させること

「こあせり」で場を引き締める。3分時間をとって、60分の勉強の復習をする

講師から生徒へのメッセージ
・同じ目標に向かっていることを再確認する
・何のために取り組むのかのメリットを示す
・講義に参加できている優位性を知ってもらう
・講義終了後には「こうなっています」というイメージを持ってもらう

・板書を消すときは、考える時間を与えて、消す時間を意図的に作り出す

ホワイトボードに書く時の注意
・文字は大きく濃く
・何色が見やすいか確認する
・線はまっすぐ引く

・テキストに書いてあって、移さなくてもいいものは、あらかじめ伝えておく

講義終了後にモチベーションを高めてもらうことが、講師としての重要任務
・失敗談は、そこから何を学んだかについては話す

ピンチの時の対処
・ど忘れしたときは、正直に伝える
・時間が余ったときは、「まとめ」や「要注意事項」など、ポイントを拾って説明する。または質問に対応する。追加情報のネタを用意しておく。

・終了時は守る

・講義中に質問されたら、ほめて、そして復唱する

参加者の視線を取り除く
・服装や髪のチェック
・笑っている人に目線を合わせる

・退屈そうな参加者がいたときの対処は、準備してきたことに集中する
・眠たそうな人がいたら、その近くに座っている人に質問するのは効果絶大。切り札として使う。

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