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2組目「リトリート」による文化芸術交流/Yoshinori Kikuzawa(北海道)パールよりこ(九州)

2024年3月9日に北九州市・門司画廊MoGAにて開催された北海道×九州文化芸術交流 in 門司港。
文化や芸術に携わる北と南の5組の出演者が集い、それぞれの分野を越えたり越えなかったりしながら交流を重ねました。

2組目のテーマは「リトリート」
リトリートとは日常生活や仕事から離れて、人里離れた場所や大自然の中、はたまた海外などの非日常的な場所に赴き、自分を整える時間や行為のことを指すのかと認識しています。
日々の生活で積もったストレスや心の疲れをリトリートでデトックス・浄化することでまた日々を健やかに過ごせるようになるのではないでしょうか。

北海道からはYoshinori Kikuzawaさんにご参加いただきました。
彼は大工であり、ダンサーであり、北海道のリトリートセンターSola Art Retreatの創設者であります。
インドや東南アジアなどの旅でリトリートセンターを訪れた体験から、北海道でも人々の癒しの場所を作りたいと自らリトリートセンターを作り上げました。

今回の文化芸術交流ではKikuzawaさんは踊りを披露してくれました。
彼の踊りはブラジルのカポエイラと、日本の舞踏と、インドのヨーガと、それらをコンテンポラリーダンスという土台でミックスさせて、そこに彼自身の精神性を注入したようなダンスです。
また、ダンスの音楽は1組目に出演した景井雅之さんが担当、景井さん自身の声をベースにライブで音楽を組み立てていきました。

Yoshinori Kikuzawa(北海道)
踊る大工。 ダンスと大工の集大成として、2022年に自らヒーリングセンターSola-art.retreat を札幌市南区空沼岳の麓に建築。アートと自然で人を癒す事を目標に活動を始める。

九州からはパールよりこさんにご参加いただきました。
北九州市立大学(文化人類学)の卒業生であり、インドでヨーガやアーユルヴェーダと出会い、現在は日本で活動されています。
自然との調和や、自然体で生きること、心と身体の浄化を大事にすることなどのお話は共感することが非常に多かったです。

今回はもともとは皆で身体をほぐしたり軽く動かしたり、という内容を事前に考えてくださっていましたが、パールよりこさんが1組目の交流内容に共鳴した部分が大いにあったとのことで、内容を変更して音のヨーガであるオームチャンティングをみんなで行うことに。
音の波動によって心と身体を癒すそう効果があるそうです。

パールよりこ(九州)
2009年にアーユルヴェーダ &ヨーガBijaHeartを立ち上げる。
アーユルヴェーダ伝統医のもと自然に沿った暮らしで体感した「本来の自分に戻る心地よさ」を軸にセッションを行う他、季節に合わせたデトックス&リチャージのリトリートを海や山で開催している。

後半のトークの時間では、リトリートについての話題に。

リトリートとはなにか、なぜリトリートが必要なのかという話から始まり・・・
食べ物の話、ため込んでいた感情の話、幸せに生きることなどそれぞれ興味深い話題でしたが、終始穏やかな空気のまま会話が進み、心地の良い時間が過ぎていきました。

次回はSola Art Retreatでこの続きをやりたいですね~。
話を聞きながら、主催する私たちにとってもこの企画がリトリートになっているのかも・・・とリトリートの大事さを改めて認識したのでした。


パールよりこさんご自身もイベントの感想を書いてくれましたので、よろしければこちらもご覧ください。

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