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俺は骨の髄までありきたりだ! #8 熱いものが結局熱い

これを書いている7月中旬。東京だと、まだ梅雨なのか? って思うくらいすでに夏、なんだけど、やっぱ梅雨だったんだな。

小説シシド
なんかむちゃくちゃだ。でも、あの頃の時代とか青春とか、とにかく熱いものを読んだ。『小説シシド』である。完結編は文庫になっていないので、電書で購入した。文庫化してくれ!
ここに描かれているのは、野心のある若者のサバイバルである。そして、その人が生きた時代の記録である。
こういうものを読むと、心の底から、「いい時代だな〜!」と思う。なんかみんながみんな、生き生きとしている。じゃあタイムスリップしてえのか? と問われたら怯むけど。
それぞれの時代時代で生まれるものってあるなあ。いまの世の中から生まれるものは、たしかにワイルドさに欠けるかもしれないし、配慮ばかり気にしてがんじがらめになってる部分もあろうが、僕は僕で、そういう時間のなかでサバイバルするしかないのである。
でも、宍戸錠も、日活でしのぎを削り合ったメンツも、ギラギラしすぎて、なんか読んでいて元気になる。
YouTubeで小林旭が石原裕次郎を語る動画を観ていたんだけど、屈託もあれど、やっぱり石原裕次郎ってすごかったのかもしれない。みんな背中に追いつこうとして、憧れて、嫉妬して、そして戦友とか。

ゲームセンターあらしか、ってくらいの叩き方で!
ここしばらくいろんなところへ出かけた。まるでここ半年してこなかった分を取り戻そうとしているかの如くである。いやー旅行ってのは頭が冴えます。いまこれ、旅先で書いてるけど、はやいはやい。キーボードかちゃかちゃうるさすぎて怒られそう(経験あり)。
去年三週間ほど関西にいたときも、さまざまアイデア浮かびましたよ。どうも家にずっといるがよくないのか、そもそも家をもっと暮らしやすくすりゃいいのか。なんかいつでおんなじことを言っている。人生のテーマなのかもしれない。

マッサージガン、最高すぎるんだが
「これいいっすよ」とトレーナーに紹介された時は、「あ〜米倉涼子がCMしてるやつね」くらいの醒めた感想だったんですが、マッサージガン、めちゃいいです。まわしもんか? みたいにすすめまくるこのエッセイ、今度はハンディマッサージかよ。でもほんとにいいので。富士山に登った時も大活躍したし。こうポイントを見つけた時の「うひょ〜」って感じ、人にマッサージしてもらうときの、「ああ、もうちょっとして欲しいのに」というモヤモヤがないのがいいです。風呂上がりにぶるぶるさせています。
でも僕が買ったのは米倉さんのでなくて、ボクサーの井上さんがイメージキャラクターのメーカーのだが。美よりも運動後の疲労回復優先で。

僕たちはどう生きるんだか
これがみんな難解だ難解だ、とネットで書いているけれど、僕としては『となりのトトロ』よりよっぽど明快だった。言い過ぎなわけでもなく、本気で。じゃあ説明しろって言われても、「感覚的な感じ」にしかならないけど。そしてすべての考察ってのは、実は作り手からしたらどうでもいいもんだよなあ、と思った。宮崎駿、どうこう言う人のこと、呆れてるでしょう。
ある種の冥界巡りであり、別の世界、別の次元にはああ言う形で入っていくなあ、わかるなあ、としみじみ見ていた。

雨の京都
せっかく京都にきたってのに、雨が降ったり止んだりで、なんとなく足止めされた。逆に駅周辺をゆっくり見ることができた。京都みなみ会館がまもなく閉館するという。最後に観に行こうかな、と思いながらもだらだらしすぎて叶わなかった。まあ来月も行くし。そして自分がいかにホリーズカフェが好きなのか、よーくわかった。一日で3回くらいいろんな店舗で休憩してたし。京都のほうで妹さんの出産の手伝いに来ている友達と喋ったり、京都御所(昔、堀に落ちて思いっきりこけたことあるんだよなあ)で、以前から気になってた、スピ業界で話題の? 皇居財布をついにゲットした。本革なんだけど1500円なんですよ。
嵐山の方に取材に行きたかったんだけど、諦めた。なんとか来月は行きたいものである。ちょっときちんと見ておかないと書けないな、ってとこがあるので。
謎に鷹揚な旅行になった。そうそう、帰りの新幹線、隣に人がいなかったのもよかったな。最近は新幹線、激混みなんだもん。

祇園祭
宵山いきたかったな〜(激混みだったみたいだが)
一色真由美さんが参加されているグループ展、素晴らしかった。

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