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俺は骨の髄までありきたりだ! #10 残暑にまつわるエトセトラ

KETSUZURE
そう、別にみんなわざわざ書かないでいいことを書くのがこのシリーズである。俗にいうケツズレになった。股ズレのOSHIRIバージョンね。
ま、ざっくりいうとお尻の谷間が荒れたってことです。さて、さまざまなデリケートな部分用の軟膏やらお薬あります。そんなん使わないでもオロナイン塗っときゃいいじゃんとお思いでしょうが、全然効かねえ! いてえし! なんか血がつくし!
記憶を辿れば以前にもなった記憶がある。しかしどんなふうに治したのかまったく覚えておらん。
さ、というわけでさまざまなみなさんのアドバイスをいただくことにしました。
まるいち〜ボラギノール ヘイSiri!にはなんでも効く、というのでとりあえず軟膏を塗ってみるもいまいち。
まるに〜ベビーパウダー 幹部を清潔にということでひさしぶりに。でもやっぱ痛みにゃ効かねんだよ。
まるさん〜オシリーナ デリケートな部分のケア、ということで塗ってみたが、そもそも僕のSiri、荒れすぎてしまったからさ〜。やっぱ市販の薬はだめなのか!?
最終的に、通っていた皮膚科で恥を忍んでヘイSiriを広げて見せたところ、薬をだしてもらいました。プラシーボ効果もあるのか、翌日には痛みが引け、その次の日には治っていた。やっぱ病院行けってことか。

なぜ夢は叶わないのか、それは面倒だから
いやほんとうに身も蓋もない事を書くのだけれど、とりあえずなろうと思ったら、コンディションがいいのなら、なれるしだいたい叶うものなのだと思う。
俗な例えですけれど、たとえば「大好きな芸能人とエッチしたい」なんて夢があるとしましょう。なぜそれが叶わないかというと、そこに至るまでの膨大な努力が、見合わないから、だ。もっといえば「いまのありのままの自分」で愛されたいなんていう、ものすごーく遠回しに他人まかせ(しかもその相手はあなたのことなど知らない芸能人)に期待しているからだ。もちろん街で偶然に出会って恋に落ちることもあらな〜な。そこは否定しない。万が一あるかもしれん。
東京に居を構えなくてはならないし、身体も見た目良くしたほうがいいし、その人の交友関係を洗って近づいたり、同じ仕事につこうとしたり。といった「努力」を、正直やりたくないから、なだけだ(笑)。自分を曲げたくないってだけ。
そこまで価値があるかはわからないけど、芸能人とエッチする・お近づきになるが至上の人生の人もいるので。そしてその人は突き進むだろう。正直まったくわからんが、頑張れ、と思う。
実際、芸能人とエッチする以上に他にやりたいことだってあるし、地元大好きすぎて東京いきたくない人だってあろう。羨ましいけどそれ。
好きすぎて相手にもされないからストーカーになっちゃう、ってパティーンもあるが、それはどこかずれちゃっているだろう。
あ、なんかいい例えじゃなかった気がしてきた。恋愛ジャンルってやっぱバリエーション無限だし。

自分は自由だ、と自分は自由でない、は見ようというか、ある「範囲」のなかで人は限りなく自由だが、「枠」に気を取られだすと、自由なんて何一つないと気づいてしまう。思考すらあてにならない。だからこそ金儲けが幅を利かしている。金が枠を拡張してくれる側面があるから。やりたいこともできるようにかるかもしれない。札束ちらつかせて好きな芸能人抱けるかもしれないし(それでいいのか、という問題はあるが)。
でもやはり不自由なことにかわりはないだろう。
能天気に生きろという話でなく。

送り火2023地獄編(←辿り着くまで)
前日まで台風、そして当日は静岡で大雨。よって新幹線は運行停止。止まったままの新幹線に軟禁状態。動き出した! やった! と思っていたら京都駅で糞詰まり状態になって、永間あと数百メートルのところで止まる事態に。なんならここでおろしてくれない? と車内の人々全員が思った事だろう。
こりゃ無理だ。せっかく予約したのにキャンセルするしかないのか、と覚悟を決めようとしたときに到着し、嵯峨嵐山に待ち合わせの10分前に奇跡的にたどりついた。
日頃の行いがよいからか?
学生の頃は送り火だの祇園祭といったイベントに興味がなかったっていうのに、不思議なもんです。ある年、ちょうどバイトが休みで、一乗寺のアパートの屋上で眺めて、そばにいたカップルにイラついた(笑)という青春のおもひで。

ロケ地 常寂光寺
移動中に

去年は東山で(雨が大変だった)、今年は嵐山で人力車に乗っての送り火鑑賞。常寂光寺から「大」を眺めた。乗っている間に鳥居の文字を、そして灯籠流しをつかれた頭と身体でぼーっと見ていた。人々が声をあげながら、嬉しそうにしている。意味なんてわからなくてもいい。ただ、綺麗なものを見ている。隣にいる今回の俥夫、毎回贔屓にしているSさんの横顔を見つつ、なんやかや、これてよかった、と思う。悪いことばかりだけれど、悪いことなんてなにもない、そう思える。間も無く夏、終わる。

灯籠流し

今年は小説のおかげでなんもしてないな。去年もか。来年もだろう。北斗七星が見えて、なんとなく得した気持ちになった。東京だとどうもなかなか、ね。

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