社員採用する時の求人広告の選び方

社員の募集をしようと思っても、たくさんの求人サイトが乱立していてどれを使ったらいいかがわからないという人事担当者の悩みをよく聞きます。

そこで初めて社員の採用活動をする企業や採用活動が上手くいっていない企業を対象にした求人広告の選び方をご紹介します。

求人広告にはいろんな媒体があるので今回は求人サイトのくくりでお伝えします。

まずは求人広告の全体像を把握しましょう。

求人サイトには大きく3種類あって「アルバイト向け」「非正規社員向け」「転職向け」で分けることができます。

■アルバイト向け求人サイト
an、バイトル、タウンワーク、フロムエーなど
■非正規向け求人サイト
はたらいく、バイトルNEXTなど
■転職者向け求人サイト
リクナビNEXT、マイナビ転職、doda(デューダ)など

一般的には転職向けのサイトが思い浮かびますが社員の募集はどのサイトでも可能なんですね。アルバイト向けの求人サイトにも社員の募集は普通に掲載されています。

全て社員の募集が可能なら何が違うのかというと「ユーザー層」です。

ユーザー層
アルバイト向け求人サイト・・・学生、主婦、フリーター、シニア
非正規向け求人サイト・・・派遣社員、フリーター、第二新卒
転職者向け求人サイト・・・社会人、第二新卒

つまり、どの層を採用したいかで使用する求人媒体が変わってくるのです。

<ケース1>
営業職の実務経験がある人を採用したいのであれば転職サイトになります。anやタウンワークで掲載してもユーザー層が違うのでマッチングしません。

<ケース2>
社会人経験も必要なく年齢も問わないならアルバイト向け求人サイトでフリーターやシニアを狙う方がよいです。

<ケース3>
経験は問わないけど最低限のビジネスマナーは知っておいて欲しい場合は非正規向け求人サイトと相性がいいです。

このようにどんな人を採用したいかで考えるとわかりやすいです。

どの種類の求人サイトを使うかが決まったらあとは、そのグループの中で選んでいけばよいのですが、メジャーな求人サイトを選んでおけば料金も効果も大きな差はありません。

タウンワークとdodaを比較してもターゲットが違うのであまり意味がありません。比較するならリクナビNEXT、doda、マイナビ転職です。またはタウンワーク、an、バイトルの同じグループサイトで比較する必要があります。

求人選択の第一歩のお話でした。

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