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強固な事業成長サイクルを構築せよ!?

まず事業成長サイクルと聞いてピンときますか?

よく聞くのは事業ライフサイクル(下記の図、Plus Workより引用)で、導入期から成長期、成熟期、衰退期と事業やサービスが成長して陳腐化し、衰退する一連の傾向を示すもので、多くの企業は成長期か成熟期から新たな事業を模索し、ジャンプアップを目指していると思います。

現在、Aguは約320店舗ほどあり、数年以内の1,000店舗を目指している。Aguは低価格帯の美容室で、毎月でも通えることを目指している。また、且つスタイリストさんの収入も業界水準より高く設定し、Aguに関わってくださるすべての人に幸せや嬉しさを提供しようとしています。

本気で1,000店舗を目指すことは、そんな人を増やすこと。そして、その過程で、美容室の質的変化、取り組みの変化につなげていきたい。

多くの人は、現在50~200店舗くらいで頭打ちになる業界の中で、1,000店舗を目指すAguも500、600くらいで頭打ちになるのではないかと考えているはずである。というか、たまにそう言われる。個人的には、

何も考えずに、ただ同じことを続けていけば頭打ちになる

かもしれない。ただししっかりと事業成長サイクルを考えていれば、市場の大きさ(全国に美容室は約24万件程度)を考えれば、まったく問題ないと考えています。事業成長サイクルは1周でも、私たちが描く2周でも、別の視点を組みいれた3週以上でも良いですし、予防のために、ネガティブサークルを描く人もいます。

私たち(少なくとも私)の場合、事業の成長サイクルの源泉はスタイリストの幸せの数であり、それを増大させることが、事業成長を加速させると考えており、この図で検討を深めています。

事業成長サイクルは、描いて終わりではなく、各ステップを置き、ステップ間で矛盾や違和感がないかと確認します。その後、各ステップを高める施策、ステップ間を加速させる施策を丁寧に洗い出す。それは、既存の施策だけでなく、新規の施策も盛り込み、厚みを増していきます。

特に重要なのは、施策が弱かったり、思いつかなかったりする箇所があるかどうか。事業がしっかり成長しているなら、すぐに埋める必要はないが、事業成長が止まった際には緊急事態となります。そのため、できるだけ早いうちにサイクルを変えるか、打ち手を考え、サイクルを強固にする必要があるといえます。

冒頭に事業ライフサイクルをあげたが、成長期にどこまで成長できるかは、どこまで事業成長サイクルを堅実、且つダイナミックにまわすことができるかで、とても重要。

既存事業を整理するためにも、新規事業を検討するにしても、事業変革を創造するにしても、一度考えてみると道筋が立てやすくいため、おススメしたい!!

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