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わたしたちが暮らす地球を持続可能にすること

とあるお仕事の関係で、SDGsのカードゲームお披露目会に参加してきました。

SDGsってなんだ?最近やたらと名前だけは聞くけど……という知識感で臨んだ私。恥以外の何物でもなかったです。万が一初見の方がいらっしゃったら、環境問題をクリアするための世界規模の目標、みたいなイメージを持っていただけると早いかと。

このカードゲーム、なんとこのSDGsとは何なのかを肌で体感できるという画期的なものなのです。

なんとなく環境問題って、意識が高い感じがするし、行き過ぎると宗教というか思想的というか、ある種のジャンルに即座にカテゴリ分けされてしまう感覚がありますよね。

でも、もうそんなこと言ってられないくらい深刻な状況になっているらしく。あのグレタさんの登場を皮切りに、もはや教育の場では教科書もSDGs一色なんだとか。

子どもや若い人の間では当たり前になってきているので、むしろ大人といわれる我々世代がいちばん意識を強く持って取り組んでいかなければならないんだな……とようやく腹落ちしました。

カードゲームを通して学んだことは、みんなそれぞれ自分の利益になることをまず最初に突き詰めようとすると、経済ばかりが発展して社会や環境問題がおざなりになってしまう、ということ。

ゲームの流れとしては、お金カードや時間カード、世界に影響を与えるプロジェクトカードなどがそれぞれ手元に配られるので、それを使ってひたすらプロジェクトを遂行していくというものです。

ここでポイントとなるのは、各々に与えられた「ゴール」が違うという点。

お金を集めるのがゴールの人もいれば、時間を集めるのがゴールの人もいる。

遂行するプロジェクトによって得られるリターン(お金や時間)が違ったり、「経済・社会・環境」の3つの分野によって構成される世界情勢に、著しく影響を与えるプロジェクトもあります。

各々が、与えられたゴールをまずクリアしようとすると、不思議と世界情勢は「異常なまでの」経済発展をみせる。これは、どの企業や自治体でやっても比較的多い傾向だそうです。

現実問題にも当てはまるな……と背筋が寒くなりました。

とはいえ、ネガティブな問題だけではありません。

「これはまずい!」とみんなが意識的に社会や環境を良くしようと行動すると、ちゃんと社会情勢にも反映するのです。

実際にこのカードゲームをやってみないとわからない感覚もたくさんありますが、環境問題、ひいてはSDGsそのものについて考えるきっかけづくりとしてはこれ以上ないと感じました。

わたしたちが暮らすこの地球を、持続可能なものにすること。

わたしは結婚もしていなければ子どももいないので、後世のために地球をより良くする心持ちがまだ腹落ちしきってはいません。

ですが、「水を使いすぎない」「マイボトルを持つ」など、ベタだけれど大切なことから取り組んでみようと思うくらいには、今いるこの地球環境が切羽詰まっているのだと知ることができました。

SDGs、もし良かったら関連書などたくさん出ているので読んでみてください。そして、機会があればカードゲームもやってみてください。(どこかでやれるのかな……)

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。サポートいただけた分は、おうちで飲むココアかピルクルを買うのに使います。