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ひとかけらの熱を込めること


こちらのnoteは、SHOWROOM社長・前田裕二さん著作『メモの魔力』巻末付録の自己分析1000問にアタックしていく様子を記したものです。


1/15の1000問ノックは、レベル2の33問まで!
今週の金曜・日曜にメモ魔会があります。参加することで大幅に進むといいな……。がんばるぞ!



抽象➔転用のなかでふと出てきた「ラポート・トーク」について書きます。(ごめんなさい、メモではラポールって書いちゃってる!)

社会言語学者・東照二さんが提唱したことで知られている文章テクニックだそうで。ざっくり言ってしまうと「固くなりがちなビジネスメールでも、”相手を気遣う言葉”を入れることで距離を縮められる」っていう手法らしい。

LINEのスタンプ機能が発達しているせいか、「自分の感情を最後まで言語化できる人」がここ最近減ってきているんですって。

はっきり言いにくい気持ちや感情は、スタンプや絵文字・顔文字にすべて託してしまう。プライベートなやり取りではその手法に慣れてしまっているので、改めてビジネスメールを書こうとすると、その癖で「(笑)」とか入れてしまうらしい。

じゃあ、あくまでマナーに沿って、そういった付属物はなしで書こうとすると、途端にかしこまったお固い文章になってしまう、と。

そんな時に役立つのが「ラポート・トーク」。

たとえば、

「お世話になっております。来週のミーティング日時は◯月◯日PM2:00~でよろしくお願いいたします」

といった事実オンリーの文章よりも、

「お世話になっております。先日お会いした際は体調が優れないようでしたが、その後いかがでしょうか。来週のミーティング日時は◯月◯日PM2:00~でよろしくお願いいたします」

という風に”相手の体調を気遣う一文”を入れ込んだほうが、温かみを感じますよね。単なるコピペメールじゃないんだなってわかるし。

専業ライターになったことで、一気にメールでのやり取りが増えました。機械が送っている自動メールにならないように、少しでも温度が感じられるような一文を心がけたいな、と思った次第。

改めて文章術・コピーライティングの本を読んでみると、学ぶことが大量にあって目眩がします。でも、嬉しい目眩です。この先、何度でも味わいたい目眩。

好きなことに出逢えた今の環境が、得意なことを追求できる今の生活が、最高に愛おしく思える今日このごろ。



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