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柔道整復師が病院で働くことのメリットについて


今日は柔道整復師が病院で働くことのメリットについて書いていきます。

教員の仕事をしているので、僕が病院で勤めていたこともあり、病院で勤めることのメリットを聞かれることが多いです

完全に僕個人的な考えですが、柔道整復師の資格をとって、独立を考えているなら、一定期間は病院で勤務するべきだと思っています

その理由について書いていきます

柔道整復師が病院勤務するべきと思う理由

①医師の診察を直接診れる

②X線、MRIを診れる

③患者数や症例が多い

④自分の考えたものと答え合わせが出来る

細かいものだとまだまだありますが、特に僕がメリットだなと感じたことを書きました

1つずつ解説していきたいと思います。

①医師の診察を直接診れる

医師は柔道整復師よりも難易度が高い資格だと思います

そんな知識のたくさん持った医師の診察を見れるので、かなり勉強になりますし、関係を築ければ質問だってすることが出来ます

整形外科疾患だけではなく、内科疾患の患者も来る場合だってあるはずです

接骨院でも同様で、痛風の発作が来る可能性だってあるはず

なので整形外科疾患、内科疾患の知識や見方をわかっておかないといけないと思います

幅広い疾患を解説つきで見れるってメリットが一つ

②X線、MRIを診れる

接骨院だとX線やMRIをみる機会は、病院に比べれば極端に少ないと思います

数を多くみれるという点はメリットかなと思います

③患者数や症例が多い

これはそのままの意味なんですが、僕が思うのは新人や若手の時はとにかく数をみることが重要だと思います

医療は経験がモノを言うので、経験を多く積むことが一番力になると思います。
患者数や症例数が多いのもメリットかなと思います

④自分の考えたものと答え合わせが出来る

僕はこれが一番のメリットかなと思います

初診でみた自分の考えとX線やドクターの診断との答え合わせが出来ること

これを繰り返すことによって、経験として蓄積されて病態把握能力が身につきます

例えば、自分の見立てが捻挫で、X線の結果骨折であった時

骨折の腫れはこのような腫れなんだと自分の中で認識することができます

接骨院では、捻挫か骨折かを判断する場面があると思いますが、超音波などかない場合は、こういう経験がないとなかなか難しいのかなと思います

病院あがりの柔道整復師の僕からすると、X線、イメージ(透視)無しの整復は、正直怖いですし、時代にも合ってない気もします(あくまで僕の考えなので、気を悪くしたら申し訳ございません)

柔道整復師で最低限必要能力は、それが骨折なのかを見極める能力であると思っています

それは実際、経験によって身につく能力であると思います

接骨院では、疾患の答え合わせがその都度、確実に出来るかどうかは微妙なところなので、病院でのメリットかなと思いました。

まとめ

以上が僕が思う病院で働くメリットになります

一番大事なのは、漫然と仕事をしないこと

ちゃんと自分の中で考えていかないと、病院勤務であってもただ時間が過ぎて終わりです

勤務していたことは評価されません

そこで何を学んで自分のものにしたのか

これが一番大事です

ただ時間がたつのを恐れた方がいいし、自分で考える癖をつけましょう

先輩とカルテは嘘ばっかつくし、嘘ばっか書いてることが多いです

って僕は先輩から教わりました

臨床頑張りましょう

ではまた



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