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躁鬱(双極性障害)の人向け 悩みの解決は直線的なところにはないことが多い

タイトルにしたのは、わたしの体感です。どういうことかというと、例えば、子育てしていて、子どもが言うことを聞かない、ユーチューブばかり見ている、中々歯磨きをしない、といった状況に悩んでいるとして。

子育ての悩み→子育て本、のような直接的な解決の求め方だと、「子どもが〇〇できるようになる方法」ばかり求めたり、小手先だけのテクニックで子どもを動かしてしまって、結果的に関係が悪くなる可能性もあると思います。

わたしは子育て系の本を結構読みました。親を支える本もある一方、不安を煽る内容のものも多いです。

子育て、といってもあくまで個別のものです。その子にあったやり方を一緒に手探りで作っていくしかないし、正解にこだわり過ぎると、窮屈でつまらない毎日になるのでは、と思います。

双極性障害の話に戻すと、自分の状況を良くしたいので、心理系の本や情報に触れることがあると思います。精神疾患→心理系の本のように。

これは直接的なアクションですが、場合によっては悩みが深くなります。原因を知りたくなったり、自分のダメなところが見えるなど。

わたし自身、心理を学ぶのは、新しい発見があって好きですが、学べば悩みが無くなるよりは、より視力が良くなって問題が見える分、負担が増える感覚があります。

では、どんな情報に触れたらいいのか?「やってみたい」気持ちが生まれるものなら何でもいいと思います。

あえて、「考え方を変える」という頭の中だけのことから距離を置き、手や体を動かす何か。

心と体は対なので、心を支えるには体にフォーカスし、なんらかの作業をしていると心も元気になってきます。

とはいえ、「やってみたい」が分からない、という時があると思います。その時は、双極性障害とは関係ないnoteの記事を読んでみたり、人の興味に乗っかってみたりするのも良いかもしれません。

双極性障害は子育てと同じく、個別の対処が必要で、オリジナルのものを自分で作らなければならないところに難しさがあると思います。

誰も用意してくれないと気づいて、主体的に病気の全体像を把握し、さらに「やってみたい」を感じ、体を動かすことで、不安は弱まり、自信がついてくる感じがします。

病気と関係ないものを見るのは無駄なようですが、色々な人や情報の中にヒントを見つけられると思います。



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