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蛍火の術から学ぶ「誤った正解」の危険性:現代社会における情報リテラシーの重要性【忍者の技と知恵 #348】

情報化社会の現代、SNSやネットニュースなど大量の情報に囲まれていますが、中には偽情報や誤報も混ざっていることがあります。

敵軍に頭のいい軍師がいるとき、忍者は敵軍師と自国が内通している偽の手紙を作って送り、軍師を陥れる謀略を仕掛けます。これを忍術では「蛍火の術」といいます。味方内に敵忍者が潜んでいたり、敵軍師の親戚や友人が味方内にいれば、この人たちに敵軍師を陥れる偽情報を流して敵国に話を届けます。

この謀略は”敵軍師と自国が繋がっている”ことで敵の疑心暗鬼に火をつけます。もともと持っている不安感に現実的な動きを見せることで、想像と事象がイコールでつながり、誤った結論(敵軍師は裏切った)につながるのです。誤った正解を導く罠に注意して気づくことが重要です。

偽情報を流して敵軍師(謀臣)を嵌める


【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。

万川集海とは
『万川集海(ばんせんしゅうかい/まんせんしゅうかい)』は伊賀甲賀49流派の忍びの術、古代中国や日本の謀略家・名将軍の技と知恵を結集し、悪しきものを捨て良いものを厳選し集大成した全21巻に及ぶ忍術秘伝書である。
万の川が集まり大海となるように、数多の術を結集したことから名付けられる。

🥷忍者の思考と精神を身につけるべく、日々修行を行ってますので見届けてもらえると幸いです。あとお仕事のご依頼もお待ちしております🙇‍♂️。サポートは兵糧(ひょうろう)に使わせていただきます。 WEB:https://shinobi-design-project.com/home