【忍者の見た世界と現代解釈:後編】現代に生きる私たちの不安を乗り越える忍びの思考

「【忍者の見た世界と現代解釈:前編】生死を乗り越えた忍びたちの世界観」をまだ読んでいない方はこちらから↓
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なお前編を読んでから後編を読まないと理解が難しい場合があります。

後編の内容は、忍者の見た世界を自分なりに噛み砕いて考えを巡らせて、寝かせておいた

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ありがとう!忍びには、習いの道は多けれど、まずは第一敵に近づけ-
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【連載】服部半蔵 天地造化(2) 第一巻 神託編 二章~四章

第二章 激戦

   一

 その娘は十五で、七津奈(なづな)といった。父はなく、母はいつの頃からか伊賀に住み着いた流れ芸人だ。昔は、京で貴人の情を受けたという噂がある。
 七津奈に相応しい男を選ぶため、若い忍び達が術比べに励んでいるとも知らず、当人は、伊賀国、柘植(つげ)村のある寺にいた。
 静かな庭に小鳥が囀(さえず)る。七津奈は流行り歌を口ずさみながら、寺の廊下の拭き掃除をしていた。
「今の

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【連載】服部半蔵 天地造化(1) 第一巻 神託編 第一章 忍び術比べ

第一章 忍び術比べ

    一

 昔、南都と呼ばれた奈良の町に、陶器や焼き物を売る立派な陶物屋(すえものや)があった。
 早朝、表に水をまこうと、桶を手に薄暗い店を出た小僧が、びっくり仰天して柄杓(ひしゃく)を取り落とした。小僧の目の前には、背丈を超えるほどの大きな水甕(みずがめ)がある。
「ばっ、番頭さん! 昨日売れた大甕が、また外にあります!」
 驚いた店の大人達がやってきた。番頭が、おそ

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『服部半蔵 天地造化』第一巻 神託編の連載について

はじめまして。歴史作家の多田容子です。

私が伊賀の忍びの頭目「服部半蔵」に魅せられたのは、今からおよそ30年前、高校生の頃でした。テレビの時代劇で観て、独特の雰囲気や斬新なアクションに惹かれ、夢中になったのです。同じ頃、剣豪、柳生十兵衛のファンにもなり、これが私の一生を決定づけたといっても過言ではありません。

大学生の時、初めて書いた時代小説は、柳生モノであり忍者モノでもありました。これを講談

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Ninjack再始動!~Ninjaをアーカイブすることの重要性~

忍者を表現しないと生きていられない身体に・・・

こんにちは、Ninjack編集忍の嵩丸です。

2015年から個人の趣味で始めた総合忍者メディア「Ninjack」ですが、この一年間、とある事情があってほとんど更新することができませんでした。忙しさ的な意味ではなく、権利的な関係で…。

前の会社でもかなり忙しかったですが、その合間を縫って全国を飛び回ってたくさんの忍者を紹介したり、自分の忍者に対す

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【忍者の見た世界と現代解釈:前編】生死を乗り越えた忍びたちの世界観

忍者の見ていた世界観について、忍術秘伝書 「万川集海 巻ノ三 正心第二」の内容を元に気づいたことを書きます。

忍者たちは、生死を伴う過酷な任務の中、恐怖を乗り越えて、生死への執着を離れた精神状態を手に入れるため禅の思想や陰陽五行などを独自解釈して身につけていました。

中には現代科学的には無理のある内容もある気がしましたが、解釈法を変えることで今を生きる私たちにも使えるかもしれないと気づきました

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日帰りひとり旅 |赤目四十八滝へ

滝が見たい…。
自然に囲まれたい。

と突然思い立ち、近鉄電車にゆられ赤目口駅へ。

駅のレトロチックでタイルが可愛かった。

その後、すごく本数が少ないバスへ乗り換え🚍

綺麗な水の川や
(この時点で、小滝はみれる。)

人に扮した謎のカカシ集団が見れたりと、

わりに楽しい。

と思っていたら到着。

入場券を買う場所まで、いくつかお土産やさんがあったが、予算の都合上何も買えなかった…。

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あいちトリエンナーレ。

最近はたい焼きよりもかき氷。

今日からあいち。
どなたか、名古屋でお茶しません?

あいちトリエンナーレは3年に1度の貴重な機会。

先日出向いた名古屋美術館のあいちトリエンナーレの展示にあった「サイコマジック:ホドロフスキーへの手紙」
という冊子が面白い。

サイコマジックとは、ホドロフスキーが創始した心療行為の名称である。


芸術、東洋哲学(特に禅)、神秘主義、近代哲学を融合した思想で

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