見出し画像

小豆島

今日は寒いし天気も悪いので部屋にこもることにした。だから過去の写真を引っ張りだしている。小豆島に行ったのは去年の2月頃。

若い頃は極端に出不精だった。なのに今では暇を見つけては用もないのにあっちをウロウロこっちをウロウロしている。

そんな出不精だった僕がなぜ年を食ってから無駄に外を動き回るようになったのかというと、カメラを始めたことがキッカケだということは明白だ。「目的の無いただの散歩なんて退屈だ」とずっと思ってたけど、カメラを手にするだけで「散歩」という行為に意味が付加された。

少し前まではいっちょまえに「映画監督の目」を意識していた。タルコフスキーのような、アンゲロプロスのような、キアロスタミのような、そういう風景が日本のどこかにも隠されていると信じて、それを見つけるために徘徊していた。

でも所詮ここは日本で、僕はタルコフスキーでもアンゲロプロスでもキアロスタミでもない。僕は僕なりに僕が良いと思う風景を探すしかないのだと考えるようになった。

ちなみに僕は時々人を撮ったりもする。こんな感じの写真。

https://kiyohiko.myportfolio.com/23rd-apr-2017-jirokichi-koenji

https://kiyohiko.myportfolio.com/ayaka-sasaki-atmaplehouse-15th-july-2016

こういう写真をもっと沢山撮りたいと思いつつなかなか機会を作れないため、その辺で撮ったスナップ写真の方が圧倒的に多い。(ところで note の投稿時の UI って Adobe Portfolio に似ている。)

ポートレートは楽しいけれど、被写体になってくれる人を見つけるのが難しいのが悩みどころだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?