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【AI活用術】クレームはAIに仕分けてもらう!

日本の多くの企業・組織は、世間からのクレームを怖れて本当にやりたいことに挑戦できていないのではないでしょうか?
本当に魅力的な人とは、八方美人な対応ではなく、自分が正しいと思う意見を堂々と表明できる❝軸をもった人物❞だと私は考えています。

企業や組織も同じで、理念や方針を前面に出してファンを獲得した方がこれからの時代においては大きな価値や利益を生み出すと言われます。

しかし、現実にはそれをなかなか実行できない企業や組織が多く存在します。その理由は、❝世間の目を気にしているから❞でしょう。もっと具体的に言えば、「世間からのクレームに❝対処する時間❞や❝コスト❞を取られる懸念があるから」でしょう。

そこで、私から提案があります。
これからのAI時代にスタンダードになると予想するものです!

クレームはオンラインのテキストベースに一本集約!

理念や方針に基づいて打ち出したプロジェクトに対するクレームやご意見を
電話で対応したり、店舗窓口で受け付けてしまうと時間を奪われたりコストがかかってしまいます。そこで、ホームページのど真ん中にテキストベースでクレームを受け付ける❝フォーム❞を用意するのです。
(#見つけにくいページの端っこや、クリックを繰り返すフォルダの深層部ではなくトップページに用意!)

これはもう実施されつつあるアクションです。
そこで、次の一手です。

AIにクレームと改善案を仕分けてもらう!

寄せられたコメントをAIに仕分けてもらうのです。

AIの活用で、単に言いたいだけのクレームと、改善に活かした方が良い意見をカンタンに仕分けることができます。長らくこの作業は、人海戦術で行われてきました。お客様相談センターなどにいる担当者がいちいち目を通して選別、あるいは読み飛ばしていたのです。
しかし、現代においてはそれをAIに代替させることで、より早くより正確に仕分けることが技術的に可能になりました。

AIは文体や使用されているワードを分析し、後者の改善に活かした方が良い意見だけをピックアップするのです。
経営陣や組織の運営リーダーは、吸い上げれらた意見にだけ目を通し、以後の活動に反映していけばいいのです。

最大のメリットはコストカットではない。❝感情によらない判断❞ができること!

ニンゲンは、生き物です。ネガティブな情報や意見に過度に目を通したり耳を傾けすぎると、重大な問題を感情論で決めてしまったり、誤った判断をする可能性が高まります。
AIが取捨選択のフィルターとして、人の代わりにそれを実行してくれる仕組みを構築すれば、そういったミスリードのリスクを低減させることができるでしょう。

個人だけでなく、企業や組織が本当に実現したいこと、世間の目を気にせず真にやりたい事、やりたいプロジェクトに挑戦できる環境をつくることで社会全体がより良い方向に進むことができると私は考えます。

CMや広告のコピーが炎上するたびに、謝罪会見をする文化をもう終わりにさせましょう。

by カボス田きよみ🍊

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