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埼玉県 ネブトクワガタ採集記

12/9/2023
埼玉県


最近、暦の上では冬なのになかなか暖かい日が続いてますね。冷えるかなと思いダウン等の厚着をすると汗がダラダラ。暖冬です。

そうえば、ヒメオオに精を出していた時期もありました。
その後は10月後半にほぼ弾丸のヤエマル遠征、それ以降はどこも行かずに過ごしていました。
(時間が取れない社会人の悲しみの遠征)

さて久しぶりの今採集、
狙いは地元埼玉県のネブトクワガタ。
数年前に埼玉県の某町にてネブトクワガタを採集していますがそこへは行かず新規ポイントへぼっち採集。

過去記事でもあるようにネブトクワガタは主に丘陵地帯に生息するようで、山と平地を繋いでるような丘陵地がベスト。
アカマツと広葉樹が混成し、地面は広葉樹の落葉で染まるような場所を選定していきます。
今回もGマップで選んだ場所なので比較的容易。

(過去の東京都産ネブトクワガタ記↓↓↓)

https://note.com/kiyotami_note/n/n0186542442a1

とりあえず12/9(土)朝、出発です。

寝坊ゆえの9時発

さて目的の場所までば1.5時間ほど。地元埼玉県と言えど遠い。
具体的な埼玉県産ネブトクワガタの生息地としては、比企丘陵や加治丘陵は有名な印象。
ということは比企丘陵では熊谷市、滑川町、東松山市、小川町、嵐山町。加治丘陵では入間市、飯能市、日高市辺りに生息地がありそうですね。
難易度は高くも低くもなく…。かな。

脳死で運転し続けていると良い感じの雰囲気に。

天気がええ

良い感じの雰囲気のまま良い感じの林内へ。
照葉樹+アカマツ+湿度保たれてそうなフィールドで近くにゴルフ場なんかもありますね。

紅葉中

登山道もない緩やかな斜面を登ります。
落葉が多く滑る滑る。ネブトクワガタも甘くない
何回かアップダウンを経るとアカマツやその他広葉樹の倒木が増えてきました。
遠目に見えた良い感じの倒木の元へ。
これはいる、絶対いると確信した材です。

勝ち確信

苔は関係ないと思いますが、倒木に縦長の切れ込み(隙間)がある。この類の材は裏側が赤枯れor泥枯れ状態になっており、ネブトが好みそう。
という訳で裏返してみました。

おやおや

何もいませんでした〜〜☆
残念。
倒木にこべり着いている泥や根元付近、色んな隙間を調べましたが居ない。

とりま次。

おらん

居ない。
環境は申し分ないのに…。
沢を下り反対斜面へ。

その後もテンポ良く材を裏返す作業。
にしてもこの日は暑かった…ダウンを着ていたからか水分がどんどん無くなる。
無心で材探しをしていると、倒れかけの立枯れを発見。
30度の角度で地面に刺さっていました。
さらに、その地面に接する面(根の部分)が良い感じに赤枯れているッ。

こんな感じ

とりあえず根元付近をD-1で削っていると…
ほらほら、こういうの。
こんなんでいいんだよ。
そんな環境の中から幼虫の尻が垣間見。

幼虫の尻の透明感から怪しい…

あまりにも硬い部分に幼虫が居たためスジクワの可能性もある…。
慎重に周囲を割り、中の幼虫を取り出す。
よっしゃ。当たり。
ネブトクワガタの3令幼虫でした。

埼玉県産 ネブトクワガタ 3令 

1匹出たということは周囲にもいるはず。
根掘り葉掘り探します。でてくるでてくる。
顎が特徴的ですよね。

ネブトクワガタ 2令幼虫


材がシロアリによって分解され、泥枯れ状態になった場所からも出土。

良き良き

3令が居たということは根付近に溜まるコロコロ状の土に成虫も居るかも…
手で優しく掘る。
一応出ましたが幼虫。

幼虫か…

だいたい掘り尽くした所でネブトクワガタの♀の成虫(死骸)を発見。
この場所に産卵しに来た♀個体でしょうか。

ネブトの顔

沢山幼虫が出た箇所はここ↓↓↓

Theネブト材

結果、この材からは10数頭(全て幼虫)採集出来ました。

※因みに謎のオオスズメバチの奇襲により、開けたままのルアーケースを大袈裟にひっくり返し半分近く消えました…

まさか未だスズメバチが居るなんて…ねぇ。

その後は適当に散策し、難関小型ツヤクワガタ等に使える(?)土を採集。
下処理して飼育で使用します。

結局、ネブトはその材以外では見ることが出来ず3時位には帰路へ。ゆるゆる採集でした。
採れた幼虫は野外土とマルバネ飼育で使用している土をブレンドしてVIP管理で飼育します。
新ラベルのネブトなので何としても成虫までもっていきたいですね。
(無事に羽化したら追記します。)

良い環境でした

以上!
埼玉県 ネブトクワガタ採集記
でした。

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