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次郎は、私が初めて飼った猫だった。最初のうちは、可愛いのと、もの珍しいのとで、毎晩一緒…
3匹の愛猫達は、私の手作りのお揃いのバンダナを巻いていた。バンダナには、それぞれ、名札…
わが腹のうちなる蛇(くちなは)ありきて肝をはむ 『蜻蛉日記』の一節である。私は、これを…
夢日記を付ける人が詩人には多いらしい。私も挑戦するのだが、なかなかうまくいかない。もう…
ポストに、新しい詩集の最終ゲラを投函し、何とも言えない喪失感に苛まれている。私の詩集は…
2008年、夏の午後、自宅の駐車場に、ふらりと現れた黒猫。一目惚れした私は、目線の高さを合…
詩友のT君が、第二詩集『しなやかな暗殺者』収録の『7歳』という詩を気に入ってくれた。一人息子の凛を題材にしたものだ。 ミサンガ切れたからお嫁さんになってね ぼく、宇宙一の外科医になるよ それから、狼と七匹の子やぎの 七番目のやぎになるの おやつにグレープフルーツジュースはよして おなかにカミナリが落っこちちゃう (『7歳』第3連、部分) 早生まれのせいか凛は、小学校低学年の頃は、小柄で、頼りなかった。夏休み、朝1番に公文教室に行かせたが
小学校にもあがらないころだった。母は私を膝に乗せて「あんたには、おとうとがおったんよ」…