否定的な感情は、とても厄介だなと思う。

お客様の問題の殆どは、
この否定的なものの見方や、感情から始まっていると言っても
過言ではない。

でも、その否定的な感覚は、もって生まれたものでもないはずだ。幼少の頃からの環境や、両親との交流の中での習慣の中で、培われてきたもので、生まれて初めから、否定的な人など、おそらくいないのだと思う。

自分の行動を否定され
自分の思いを否定され
自分の考えを否定され
自分の価値観を否定され
自分の存在を否定され

否定されている自分を自分だと信じてしまい

自分で自分を否定するようになる

自分を否定し、自分に厳しくしているように見せると
喜ぶ大人たちもいる

余計に、自分を否定するのだ。
自分に厳しく、人よりも頑張って、人よりも我慢すると
評価されるのだ

自分を犠牲にして頑張っている人が美しいのだと・・・・・

その企業文化や習慣が、本当のその企業の力や可能性、その人の幸せを邪魔していると、僕は感じている。

そうしないと、不安で仕方ないだろう、こわいんだろう
それも知っている

でも、そんな誰かの犠牲のもとに成り立つ世界はまっぴらごめんなのだ。

だれかとだれかの喜びの積み重ねの中で
出来上がっている世界を作りたいのだ。

そこに気づいてもらうためには、何が必要なんだろう。
そこにチャレンジしてもらうためには、何が必要なんだろう。
それを信じてもらうためには、何が必要なんだろう。

それは、まだ分からないが、
何が邪魔しているかは分かってる

不安と恐れ

みんな、
傷つきたくない
自分の嫌なところ見たくない
争いたくない
裏切られたくない
騙されたくない
損したくない
戦いたくない
都合のいいものだけを見ときたい

そうか、無知か・・・・

無知からくる不安と怖れが邪魔している。

だから僕はこのやり方で、
なんとか乗り越えようとしているのか

本当は怖くないのに
本当は傷なんかつかないのに
本当は誰も裏切ってなんかいないのに

本当のことを、事実を知らないせいで
勝手に不安になって勝手に恐れている

怖いものを、自分を不安にするものを
否定して、排除すれば良くなると信じている

否定して、排除しても
本当の恐怖はなくならないのに
逆に大きくなるだけなのに

それも無知だからか・・・・

何をどうやって伝えていくのが
手っ取り早いか、あせらずじっくり考えていこう

今日もあなたに
最高の氣づきが訪れますように♪