見出し画像

#015 偽物の自立と本当の自立?

一人暮らしをする
自分で自分の身の回りのことができるようになる
人に頼らなくても何でもできる
自分で稼げるようになる

これができた時って、
自立したなぁ~という時間が持てるかもしれないけれど、
この先がある。

無意識に、この自立という行為を

誰かに認めてもらうために自立しようとしていたり
誰かから逃げるために自立しようとしていたり
誰かに復習するために自立しようとしていたり

一見自立しているように見えても
実は、それは偽物の自立で

常に、「何かに対する感情」を起爆剤にして
自立をしていることがあります

ぼく自身も、独立当初は、なにかから逃げたくて、社会が怖くて、なにかに腹が立っていて、そのネガティブな力を、自立、独立という目的を作って、そこに消化していたことを、ふと思い出しました

思い出した理由が、
最近「進撃の巨人」のアニメを見直してるんです

このアニメを見ていると、そういった、
自分の闇と向き合って、自分の闇を受け入れて、
それでも何かのために戦っていく

世界は虚構と偽りと恐怖と現実逃避と理不尽で溢れかえっている
主人公は強くなりたいし
この壁に閉ざされ、巨人を恐れて生きる
不自由な世界を変えたい

でも、個々の感情やエゴのようなものも混じり合って
正義や大義のために、強くなろうとしているのか?
それとも、自分が認められたいから?
自分のことを強いと思いたいから
強くなろうとそしているのか?

そんな、複雑な人間の感情。光と闇を描いています。

自立や独立は聞こえはいいが
その先に何があるのか?
その先に何を求めているのか?

自分は、自由を求めていました。

誰にも縛られない自由
何にも追いかけられない自由
何も恐れなくていい自由
何からも逃げなくていい自由

今思うと不思議なくらい
不自由さを感じていたのだと思います。

しかし、独立しても、ある程度食べれるようになっても
自分が本当に心から自由を感じれるようにはならなかった

なぜか?

表面的な自立ではなく
精神的な自立ができていなかったからでした

いくらお金を稼いでも、表面的な自立はできていますが
稼ぎ続けないと不安になってきます。

これは、精神的な自立ができていない証拠です

お金を稼いでいたら安心だけど
稼いでいなかったら不安になる

は、精神は自立していないままなのです

精神が自立しているとどうなるか

お金を稼ごうが、稼いでいなかろうが
安心して生きている

そんな状態です。

いわゆる、お金や目に見える物質的なものに依存していない状態です。

かと言って、精神は自立しているのに
現実が伴っていないこともあります。

これも、望ましい状態ではないです。

結局は、物質と精神(心)両方のバランスが整っていないと
自立しているとはいえないのです。

その時初めて、ほんとうの自由を感じられる。

お陰様で、ある程度の自由は感じられるようになりました。

もちろん仕事でも忙しいこともありますが
それは自分のやりたいことで忙しいだけなので
昔のようにストレスを感じていたときが嘘のようです。

毎日徹夜で、休み無しで、年収数百万

みたいな時期がありましたが
今思い返すと、よくやっていたなぁ~と思いますし
乗り越えてきてよかったなぁ~と思います。

人は、こういうものを経ながら
本当の自立に向かっていくのでしょうか?

自分の心をまっすぐに立てた時
それが精神的な支柱となり自分軸と呼ぶ

その状態を維持しながら、生きることができたときに
本当の自立、本当の自由を感じることができる

その時、その心の支柱は
どこにも寄りかからずに、立つことができている

僕らは知らない間に、無自覚に
誰かに寄りかかったり
誰かを当てにしたり
なにかに文句を言ったり
なにかのせいにしたり

知らない間に、心の支柱をコケさせてしまう

それも自由だが、
自由を感じることはできないのだ

だから立てていこう
自分の柱を
自分の軸を

弱っている人がいたら
その時は寄りかかってもらえて
一緒に倒れるのではなく
立ち直れるきっかけになるような
柱になっていこう

そう思えることが
本当の自立なのでは無いのかな?と
ふと思った次第です。

今日もあなたに
最高の氣づきが訪れますように♪



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?