お金をきれいに使いたいと昔から思っていますそれは昔から私はお金に苦労している家庭で
育ってきたからこそ、お金は大事で
人はお金で変わってしまうことを見たことも、聞いたこともあるから。

私が育ってきた家庭は一言でいって貧乏で、
お洒落したいな、と思い始めた中学生のころ
1日中仕事に翻弄される母に
「〇〇買ってほしい」と お願いはとても出来ませんでした。
来ていく服がなくて、友達に休みの日に外出を
誘ってもらっても
「その日は用事があって･･･」と行きたいのに
断ることも。

そんな私が年を重ね、様々な人に会い、
お金によって人生が変わってしまった人を
見ました。
ある大手の企業に勤務していた友人。
職場の数人と宝くじを数百枚購入し、高額当選
よく高額当選すると人生が狂う、と聞きますが、その王道を友人は辿った様に見えました。
高額当選を知ったのは、友人の子どもさんが学校で親の高額当選を自慢した事が発端。
田舎では あっという間に噂が広まる。
友人は会社を辞め引っ越し。
その後起業して、1年後には事業失敗し破産。
離婚して地元に戻り、今は1人で会社員として働いています。

別のお話。
病院に勤務していた頃、出会った女性の話。
身なりが驚くほど質素で夏でも入浴は毎日せず
髪は長く1つに束ねた髪を輪ゴムで縛っていらっしゃいました。
かなりふくよかな体型で、糖尿病罹患や
既往あり、合併症あり。
年齢を重ねていらっしゃいましたが、保険割合が３割負担(高齢の３割負担は現役並み所得者)
御本人は独身で子どももいないとのことで、
お金を使うことに非常に敏感。
その方が急に病院にいらっしゃらなくなったのです。
するとその方のお近くに住む方が病院に罹患時
その方が突然亡くなったことを教えてくださり
びっくりしました。
その方は遺書などなく、貯めていた資産は全て国に。

友人とは疎遠になった為わかりませんが、
少なくとも、宝くじ当選までは大企業に勤務し
立派な車に乗り、家族で旅行に行ったり、
友人達とお茶したりと時間を過ごしていました
当然で得たものと失ったもの、様々な想いが
あるかと思います。

病院で出会ったご本人は幸せな人生だと
思ってらっしゃったかもしれません。
しかし、お金を貯めるだけでなく自分の健康に
投資をしたら、長生き出来たのではないかと
思えてなりません。

お金は大切です。無くては生活していけません
とは言え、必要だからといってがむしゃらに貯めるだけは 私には悲しく感じます。
子どものため、家族のため、または自分の老後
の為･･･様々な心配はあるかもしれません。
お金が全くゼロ状態では、不安がつきもの。
しかし・・・
健康で働けるのであれば、お金は稼いでいけば良い、と私は考えます。

年金も今後どんどん減額となるでしょうし、
健康保険も後期高齢者優遇措置はなくなり
負担増になるのは必至だと思います。
だからこそ、健康第一です。
そして、いくら健康に気をつけていても
避けられないこと、事故に遭ったり大病罹患、
などなどいつ自分の命が途絶えるかは誰も
分かり得ません。

お金はきれいに使いたいです。
お金を使うなら物ではなく、形のないものに
使いたい。
ものを買う時ならば、自分が成長できると
思えるものに。
衝動買い、その時の気分だけで買い物したりは
なるべく避けたいのです。
とは言っても欲はありますし、衝動買いも時に
はアリ。
お金に執着することなく、自分にとって何が
大切か しっかりと見極めることを忘れたくない
です。

今日も1日が始まります。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。

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