イタリア旅行で失敗した話①ローマ編

主に前方不注意と根拠のない自信を頼りに失敗した話です。

2019年に初めてイタリアへ一人旅をしたときの旅行記です。
ローマ発着で約1週間。
滞在都市:フィレンツェ→ローマ→ペスカーラ

**空港シャトルにて **

ええ、それは入国後すぐのことでした。

日本を出発してローマのフィウミチーノ空港に到着したのが現地時間19:00頃。長時間フライトを終えて、あともう1フライトでホテルに到着…!という状況。

到着したのはフィウミチーノ空港のターミナル1で、出発はターミナル3…ということはターミナル移動しなければならない。

EXITから出てお出迎えの人混みをかき分け、案内板を探すと”Terminal Bus" の文字が!

スーツケースを転がしてバス停へ向かい、3分ほど待つとバスがやってきた。私のほかには2,3人しかいなかったから「この時間は乗り継ぎフライト少ないのかな?」と不思議に思っていた。「すべての道はローマに通ず」なんて言葉もあるくらいなんだから冷静に考えて夜7時の時点でそんなわけないのにね。日本からヨーロッパへの旅なんてもう計算したくないくらい長旅ですもん。多分半日かそれ以上だったのでもうへとへと。ぼうっとしていたらバス停車。

運転手「着いたよ!終点!」

・・・へ?ルートにターミナル3って書いてあるじゃん・・・

画像1

ダンディーな運転手さんが言うには、ターミナル1から3は徒歩で行けるとのこと。
「A piedi(=徒歩で)!」ってまじかーーーー!

あんなに旅行前心配性になっていたのにまさかターミナル情報を調べ忘れるとは!!

また数分後に発車するとのことで、SIMカードの設定して待っていた。このSIMのアクティベートも上手くいかない。「手続きに30分くらいかかるから電源落とさずに待っててね」という旨のメッセージが届いてから1時間経とうとしているのに全く繋がらない。

異国でネットが繋がらないなんてギリギリミレニアル世代にとっては大ごとなんですけど。とはいえ繋がらないものは仕方ないので諦めて鼻歌かなんか歌ってた。潔い。

エンジンが再びかかって出発!
運転手さんのでっかい声で「バイバイ!」って言われたのを合図にバスを降り、ターミナル3へ。終点からターミナル3まで3分くらい。私ってば逆回りしていたみたい。
何はともあれ飛行機に間に合ったのでよし。

そうそう、この運転手さんに限らず今回の旅行で出会ったイタリア人の紳士淑女の皆様はこちらが英語で話しても超ゆっくりなイタリア語で返す人が多いんです。
幸運にも差別に遭うことも邪険にあしらわれることもなかったし、全体的に優しい人が多かったです。旅行前に少しイタリア語を勉強したおかげもあるかもしれない。

帰りの飛行機は、ローマで一番大きな駅・テルミニ駅から空港までレオナルドエクスプレスを使ったんですけれど、この時にやっとわかりました。
空港駅に到着して道なりに進んで行くと、ちゃんと徒歩で行けるような表示ありました。

←Terminal1 ← →Terminal3→

みたいな感じで、「あ!これね!」って。

★フィウミチーノ空港とテルミニ駅のアクセスについて
レオナルドエクスプレスで思い出したんですけれど、本当は空港までバスで行くつもりだったんです。ネットの情報だとそっちのほうが安いみたいだし。

しかし、探せど探せどバス停やバスの大群も見つからない!
大きなスーツケースを持ってテルミニ駅のわきの道を5往復くらいして、オレンジジュースを配るお姉さん(日本にもたまに出現するMONSTER配ってる人と同じ感じ)にも「あらまた来たの?ジュース要らないって言ったじゃん」みたいな目で見られていた気がする。

時間も迫っていたので仕方なしにレオナルドエクスプレス。ええ、駅と空港直結の特急電車です。バスは安い会社だと7ユーロ程、こちらは14ユーロでした。倍近く価格差あるけれど、快適ストレスフリー!駅でチケット買う時に怪しい黒人に注意すればほぼ問題なし。

次もきっとレオナルドエクスプレスを使うと思う。フィウミチーノ空港→テルミニ駅は時間に余裕があればバス探すかもしれないけれど、駅→空港はきっとまた使うはず。渋滞関係ないしね!

次回は
イタリア旅行で失敗した話②フィレンツェ編

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