なんか自分もいけるかも。前向きな転職マインドに注意!
Twitterなんかを眺めてて、元々高校生のキャリア支援や高卒社会人の転職に興味があるのでフォローしている人の性質上、【転職】に関して前向きな投稿が目立ちます。
その情報をどこまで真に受けて判断するのかは個人の軸に委ねられるわけですが、ちょっと本当にそうなの?的な見方も大事なんじゃないかと思いました。
今回は、自身の転職経験や転職エージェントからのアドバイスを基にどうすれば転職に成功するのか。という内容です。
前向きな転職マインドにちょっと待った!
前提として、決して転職は辞めなさいとか1社を長く勤めなさいなどの比較的保守的な意見ではないことをご了承ください。僕も転職は大賛成です。
しかしよく思うのは、前向きな転職マインドを真に受けて自分もいけるかもと錯覚するのは危険だよってところです。
例えば転職にも、【行き当たりばったりの転職】なのか【戦略的な転職】なのかで結果は大きく変わってきます。
もしも転職理由が
・給料が低い
・人間関係で悩みがある
・今の仕事に行きたくないから
だとしたら経験上要注意です。
山登り型が戦略的転職。川下り型が行き当たりばったり転職であり、もしも上記の理由の場合は【感情】で動いていますよね。なので川下り型になります。
山を登れば価値が高まり高給になり、下に降れば裾野が広く単純労働で底月給になると思ってください。
給料は労働力に支払われるのではなく、価値に支払われる
あなたの周りの所謂高給取りと言われるような年収を稼いでいる人はまず、それまで努力を重ねてきたか(学歴も含む)、その金額に見合うだけの【価値】を持っている人だということです。
ここでの【価値】とは、社会から求められるスキルや経験を持っている。または、会社の利益への貢献度が高い人です。さらに、そもそも儲かる業界なのか。という話も関係してきます。
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行き当たりばったりの転職では価値が下がる一方
例えば30代までに様々な業種の転職を繰り返してきたとして、「多くの経験があります」と言えば聞こえは良いけど、正直日本の社会ではマイナスです。
これは以前、リクルートの転職エージェントに相談した時に言われ痛感したことで、人生の目的があり、逆算して階段を登るような転職をする優秀層でない限り、一般的には【一貫性】と【マネジメント力】がないとOUTのようです。
今の時代、出世欲がなくなり実際僕も興味がないですが、現実社会では1年、2年で職を転々とし職務経歴書の項目を増やすよりも、一つの会社でどのような実績を残してどのようにしてそれを成し得たのかという過程を身につけた方が有利なようです。
真実だけど正解なのか?
もしも人生のVisionがあって自分軸が定まっているとして戦略的な転職であるならば是非挑戦した方がいいと思います。
もしくは、自分の価値がしっかり伝わっていないと感じているならば伝える努力をしてみて、妥当な評価を得られない場合、転職は正解だと思います。(実際製造業には高スキルなのに安月給で働いている人が多い)
転職に成功した人の話を聞くのもいいと思います。そして、自分と比較してみてください。
ネットに出る情報は嘘ではないかもしれません。でも必ずしもあなたも同じように当てはまるわけではない。
そんなことを思いました。
ps.言うて自分、転職回数多すぎてエージェントに引かれたし、偉そうなこと言えないんですけどね!
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