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エッセイ集Ⅱ

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ちょっと読むのはしんどいと感じてします本の内容をかみ砕いて書いていきたいと思っています。
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#思い出

神保町・お茶の水②

神保町・お茶の水②

 本を読み出したきっかけは、何だったんだろうと思い返してみる。確か、通っていた塾で、レコードに納められた、宮沢 賢治の「オッペルと象」(現在の題名は「オツベルと象」らしいが、記憶のまま前の題名で記載した)を聴かされたことだったと思う。そう言えば、あの頃、カセットテープというものも、めずらしく録音されたものといえば、レコードだった。

 塾といっても、そのころ帝京高校で数学を教えられていた先生が開い

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