見出し画像

妊娠することを 本当に 決心するまでの話

このnoteでは、自分の生理不順と向き合い、本当に妊娠することを決心して不妊治療を始める前までの間のことを書く。

ピルを飲んでいた私が、妊活で最初にやったこと・ブライダルチェックについてまでは無料で読めます。同じ境遇の方にとって役立つ記事となれば幸いです。

後半の自分の体と向き合う上での、個人的な出来事や心情に関するエッセイについては有料です。
(前回の記事で有料エリアに「お悩みフォーム」的なものを設置すると記載しましたが、設置しないこととしました。ご了承ください)


ぼんやりとはじめた妊活

前回の記事でも書いた通り、30の大台にのるちょっと前、夫との話し合いを経て、妊活を始めることに決めた。
じゃあまず何から?とググった結果、夫婦ともに、自分の体のチェックが必要らしい。

とりあえず夫婦で以下の検査を受けた。結果は特に異常なし。

風疹の抗体検査(夫婦で)
 過去に予防接種を受けたことがあれば検査不要。受けたかどうかは自分の母子手帳を確認。地域によって抗体検査の費用が免除になることもある。

精子セルフチェック(夫のみ)
 seemを利用して自宅で(現在はサービス停止。代替サービスあり。)

私たちは妊娠に必要な検査を単発で受けたけど、必要な検査をセットで実施してくれるところも多い(ブライダルチェック でググるとたくさん出てくる)
元々生理不順だったので、このタイミングで他と合わせて排卵検査をしておけばよかったな〜と今になると思う。

そして、私は基礎体温の測定も始めた。
記帳などの手間をできる限り減らしたかったので、オムロンの婦人用電子体温計を利用した。
枕元に置いておいて、朝起きて測定したら即アプリに記録される。
これめっちゃ便利(アフィリ踏みたくない方は名前でググってみてください)

基礎体温は高温期、低温期が分かれるのが一般的だが、私の体温はずっと一定だった。
後に当たる悪い予感がした。

「あれ?治ってなくね??? ピル飲んだら生理不順って治るんじゃないの?」

妊娠前の私の体温(二ヶ月間)
妊娠前の私の体温(二ヶ月間)

生理不順を認識することをきっかけに、やっと治療と向き合う

もともと私は中学高校時代ずっと生理不順だった。3ヶ月に一度しか生理は来ず、学生時代はそれをラッキーに感じていた。
大学時代にピルを飲み始めてからは定期的に来るようになった。この時点で私は「不順は治ったんだ」と思いこんでいた。

が、しかしピルをやめて生理が来たのは2ヶ月後。
「最初だからきっと間あいたんだよね…」と思ってたら次の生理は3ヶ月後....
調べたら、ピルで生理不順が治らない人もいるみたい。(治る人もいるらしい)

ここで婦人科に相談(するまでいろいろ心の余裕がなくて大変だったがそれは後半で)。

まずは婦人科で漢方薬(当帰芍薬散)の処方から始まり、数ヶ月しても効果がないことがわかったので、「不妊科で専門的な医者の方にしっかり見てもらった方が確実」ということで、
不妊科に紹介状を書いてもらい、そこから、いわゆる不妊治療というものが始まった。


もしいま妊活をはじめようと、ぼんやりとでも思っていたら

初期の私みたいに「まだ妊活に本気になれていないかも…」という人も、ブライダルチェックを受けることは強くおすすめする。
「ブライダル」と名前がついているように、妊娠に関する検査だけでなく、性感染症や子宮頚がん、HIVなど、パートナーができたらまずは調べておきたい検査がパッケージになっている。

地域の助成があれば無料や安価で検査を受けられることもある。(助成がない場合は1万円前後)

この結果を元に、夫婦で今後のことについて話すきっかけにしてもいい。
まずは自分、そしてパートナーの体を改めて知る意味でも、行ってみることをおすすめする。

ここから下の有料部分は、決意を決めきれないまま妊活に挑んだ時の話、妊活・不妊治療を心に決めたきっかけの話。


私が思っていたより 妊娠する決心は緩かった

妊活を始めた時、夫と話し合って最初に妊娠することを決めて、そこで自分の決心はついたように感じていた。
子どもを産もう。いい家庭を築こう。良い母親になろう。そのためにできることをやっていこう。
しっかりとそう思っていた...はずだった。

ここから先は

1,310字 / 1画像

¥ 150

もしこまどりを気に入りましたら、サポートをお願いします。いただいたお金は、今度こっそり留学しようと思っており、その費用にします✈️