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2022年に私たちはゆっくりと親になる

2022年秋、私とパートナーは、初めて親という存在になる。
この2020年からの2年間、私たちは今までとは異なる環境下に強制的に身を置かれることになったわけだけれど、これから先、親になる私たちにとって、今以上に体験したことのない世界になるだろう。

でも、その世界に踏み込む意を決して・誠心誠意尽くすことを心に誓って・身を粉にする決意を持って飛び込んだのか、というとそういうわけでもない。とはいえ、望まない妊娠だった、というわけでもない。

そんな一言では言い表せないような複雑な気持ちを抱えつつも、私の気持ちや子どもに対する気持ちは少しずつ変化しているのを感じる。

たぶん、私たちは少しずつゆっくり親になっている。その過程を、言葉にしておきたくて、いくつかの記事を書いていく。

私の妊娠・出産に関するnoteはマガジンでまとめられています。
10月の妊娠までの間、その後子育ての合間を見ながら数ヶ月をかけて、10本ほどの記事を書く予定です。その後の忙しさは読めないのですが、出産後の気持ちもこちらのマガジンにまとめていきます。
本記事は無料で読めますが、今後不妊治療や、機微な気持ちも赤裸々に書き記していく予定で、そういったセンシティブな記事は、一部有料とさせていただきます。

私のこと

私は、24歳まで大学院に行き、そこから6年新卒入社した会社で働いた。
会社の中で、これからのライフプランについて、ロールモデルや相談する人はなかなか見つからずも、大学の時の先輩から聞いた
28で子どもを産んで、二人目は30か31。その逆算で生きないとダメよ
という言葉が印象的で、上司にも「29くらいまでには出産するので、それまでにでかい仕事ください」と伝えていた。

その発言とは裏腹に、私のライフとワークの関係性で言うと、確実にワークに偏っており、妊活・妊娠のことはほとんど考えてこなかった。
実際に上司は28, 29くらいで大きなプロジェクトを任せてくれて、日々新しいことに取り組むことができ、仕事は本当に楽しかったし、周りには心強くて建設的な議論もできる仲間がいた。
ライフの面では、夫とも普通の夫婦と同じように喧嘩をし、仲直りをし、遊びに出かけ、適度に自分一人の時間をもつこともできた。

充実していた。 と思う。

充実していたがゆえに、子どもを持つということは、時折話に出しつつも、あまり考えてこなかった。

そして年が30になった。 先輩が二人目を産むって言ってた年だ。

このタイミングで、一度自分なりに妊娠のことについてかなり調べて、それを持って夫ともかなり深く話し合った。

私自身、日々悩むのも辛いので、産むなら産む、産まないなら産まない、と腹を決めたかった。
とはいえ、二人ともすごい固い決意がある訳でもないので、お互いがお互いに「お前はどうしたい」を問い続けるのみ、話は収束せず、、、
最終的に、「これは論理的な何か・ロジックで解決する話題ではない(してはいけない)」という話をし、
その後二人の未来の話をしたときに、もう一人の家族がいる未来が見える(気がする)という結論が最終的には出て、私は妊活に入ることになった。

私はピルを飲んでいたので、「まずそれを止める」ところから始まった。
元々生理不順だったけど、ピルを飲んでからは当たり前に規則的にきていた生理だったので、「生理不順は治っている」ものだと思い込んでいた。

が、そんなうまいことは行かず、私は学生以来久々に生理不順を体験した。
その後(一旦他の記事で書こうと思うのでだいぶ端折るが)産婦人科→不妊科の流れで検査が進み、自分自身が「多嚢胞性卵巣症候群」だということがわかった。

理由がわかると、それへの対処法は明確で、治療はどんどんと進み、幸運なことに、不妊治療の初期段階である「タイミング法」で妊娠することができた。
不妊科というのは本当にすごくて、検査を重ね、なぜ妊娠しにくいのか、どの薬を打つとどの数値が上がるのか、どうなれば妊娠しやすくなるのか、を数値のデータと、卵巣の様子をエコー(ビジュアル)で見ながら事細かに分析され、教えてくれた。
不妊科に通う当初は「生理不順治るといいな〜、本当に治るのかな〜」という本当に軽い気持ちだったが、病院に通っているうちに「あ、これはもうほぼほぼの確率で妊娠するんだな」ということが自覚できた。

妊娠発覚も結構あっけらかんとしていて(これも後々)とはいえ、後期に差し掛かる今、いろいろなものを準備しないといけなくなっており、
今はさまざまなタスクをnotionで管理して進めている。
最近はベビーベッド(レギュラーサイズなのででかい)を置く場所を決めた。


書くきっかけ

冒頭にも書いたように、私は固い決意で妊活・出産に臨んでいるわけではなかった。これでいいのかな、と戸惑う自分もいたし、その戸惑いは誰にも相談できることではなかった。相談相手が、自分とは正反対の悩みを抱えている可能性もあるから。

そんな時スワンさんの記事をみて、
「女性がガリガリ働くことが当たり前のこの時代、同じことを思っている人はたくさんいるかもしれない」
そう思って少し心が軽くなった。

それと同時に、
・自分の気持ちを曝け出すこと自体が悩みの発散になるかも
・自分の考えが整理され、より未来のことを考えられるようになるかも
・(もしかしたら)私の記事も誰かの心を軽くしてくれるかも
こんな考えが生まれ、自分も記事を書いてみようと思った。

全ての人に共感される内容ではないと思うから、ちゃんと届けたい人に届くようにしたい。最悪届かなくてもいい。自分の心が整理されればいい。
と言う気持ちで、有料化することも検討している。

▼スワンさんの記事・マガジンはこちら

これから書いていこうと思っていること

自分が悩んでいたことについて

・不妊治療を受けることになったきっかけ
・NIPTってどうやって受けるの?その後の判断はどうなっているの? 

妊娠中にちょっと苦労した情報収集について・そのTips

・妊娠中に食べちゃダメ/飲んじゃダメなものってどこかにまとまってないの?
・結局何にいくらかかるの?お得な方法はないの?
・保育園って何からすればいいの?

自分の今の気持ち

・妊娠初期/中期/後期の気持ち、その変化(日記などを振り返りながら書いていこうと思います)
・逆子について



最後に(ここまで読んでいただいたみなさまへ)

冒頭にも書いたのですが、かなり赤裸々に書いていこうと思っているので、有料とさせていただく記事もあります。

また、いろいろ考えたのですが、以下に考えていたお悩みフォームの設置はやめることとしました。
理由としては、妊活の悩みというのは千差万別で、私が自身の経験のみでその悩みを聞いて何か返答するのは、力不足 且つ 相談してくださった方の心身を傷つける可能性すらはらんでいると感じたためです。

積極的には募集しないのですが、コメント欄は常時開放しておりますので、感想など投稿いただけると嬉しいです。

ただ、有料の記事を買っていただいたのに、それだけなのって、どうなのだろう…と考えあぐねた結果、私ができる最大限のお返しとして、お悩みフォームを作ろうと思っています。
※私の心身の具合によって、受付を停止する可能性もあります🙏

お悩みは、妊活・妊娠中のちょっとした悩み・心のモヤモヤなどを受け付けます。
私は医学的な知識はないので、専門的な回答はできないのですが、私自身が実践したこととか(気持ちの切り替え方とか、買ったお悩み解消グッズとか、そんな程度ですが…)
もしくは、お送りいただいた妊婦さんのことをとにかく全肯定したりします。

だから、聞いてほしいだけのお悩みでも、とにかくぶちまけたいだけのお悩みでも、なんでも大丈夫です。

有料記事の全ての購入者のみ閲覧できるエリアにアンケートフォームを用意し、いただいたお悩みは、名前を伏せnoteでお答えする予定です。

需要0っぽかったら・・・そっと閉じようと思います・・・;;


臨月も近づき記事を書く体力がどこまで持つか不安ではありますが、私の気持ちの整理を始めていきたいと思います。
よろしくお願いします。

最後の最後に、あつかましくもほしい物リストをそっと...もしよかったら祝っていただけると😂

もしこまどりを気に入りましたら、サポートをお願いします。いただいたお金は、今度こっそり留学しようと思っており、その費用にします✈️