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【攻撃陣編・その5】バックフリックを安定させる5つのコツとは!?

◾バックフリックとは!?

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卓球のバックフリックは、ボールが卓球台から出ない、ツーバウンドしてしまうような短い下回転サーブやストップをされたときに使う技術です。

バックフリックを覚えておくことで、卓球台のバック側にバックドライブが打てないような短い下回転のボールが来たときに、守らず先に攻撃することができるので、しっかり覚えていきましょう!!

(1)バックフリックの打ち方

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バックフリックを安定させるコツを説明する前に、まずは打ち方の流れから簡単に説明していきます。

❶ボールがバウンドする位置に右足を出す

❷ボールがバウンドする位置にラケットを近      づける

❸ラケットの角度はたてるか少し上を向ける

❹ボールがバウンドして頂点か落ち始めのと      ころを、肘支点にして斜め上にスイングす      る

以上が、バックフリックの打ち方の流れになります。

(2)バックフリックを安定させるための5             つのコツとは!!

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では、ここからはバックフリックを安定させるコツを見ていきましょう。一つ一つ大事なことなので、難しいかもしれませんがしっかり読んで理解していきましょう。

❶バウンド位置めがけて足をしっかり出す

1つ目のコツは、ボールがバウンドする位置を意識して卓球台に向かって足を出すことです。足をしっかり前に出して体を近づけてバックフリックを打つことで、ボールにしっかりと力を伝えることができて安定してくれます。ただただ足を出すのではなくてバウンドする位置をめがけて足を出すことがコツです。

またバックフリックの場合は、正面にボールが来た場合は右足を出しますが、バックサイドにボールが来た場合は、左足を出すようにしましょう。バックサイドのボールに対して右足が出てしまうと、足がクロスして体勢が崩れるので注意しましょう。

〈チェック〉                                                       ★ボールがバウンドする位置めがけて右足、       もしくは左足を出すようにしましょう!!

❷ラケットの角度を意識

2つ目のコツは、ラケットの角度です。これはフォアフリックと同じですが、ラケットの角度はだいたいたてる(90度)か少し上向ける(100度)くらいを意識します。これくらいの角度にすることによって、ラバーにボールがしっかり引っかかってくれて、バックフリックが安定します。

この角度よりもラケットを寝かせすぎたり上向けすぎたりするとミスが増えてしまうので注意しましょう。

〈チェック〉                                                       ★ラケットの角度はたてる(90度)か少し上       に向ける(100度)ようにしましょう!!

❸肘を支点にコンパクトにスイング

3つ目のコツですが、肘を支点にコンパクトにスイングすることです。肘を動かしながらバックフリックを打ってしまうと、上手くボールをひっかけることができずしっかり飛ばすことが難しくなります。肘を支点にしてスイングすることで、ボールをラバーに食い込ませて飛ばすことができます。

また、コンパクトにスイングすることでオーバーミスも少なくなり、バックフリックを打った後の戻りも早くなるので、なるべく肘を支点にコンパクトにスイングすることを心掛けましょう。

〈チェック〉                                                       ★肘を支点にコンパクトにスイングするよう       にしましょう!!

❹打点は頂点か落ちはじめ

4つ目のコツは、打点です。これもフォアフリックと同じですが、打点はバウンドして一番高い位置か落ちはじめを意識します。なるべく高い位置で打つことを意識すると、ネットを超えやすくなりボールが安定します。

バウンド直後やバウンドして落ちたタイミングで打つと、ネットに引っかかりやすくなったり乗っけ打ちになってミスが増えるので注意しましょう。

〈チェック〉                                                       ★ボールが一番高い位置もしくは落ちはじめ       で打球するようにしましょう!!

➎体の正面でとらえる

5つ目のコツですが、バックフリックは体の正面で打つように意識しましょう。体の正面で打つことで、ボールをしっかりとらえて飛ばすことができ、安定してくれます。体の正面ではなく、体よりも左側や右側でバックフリックを打つと、体勢が崩れた状態になり、ミスが増えます。

なるべくバックフリックは体の正面でとらえることを心掛けましょう。

〈チェック〉                                                       ★体の正面で打球するようにしましょう!!


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