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サーブのラケットの持ち方・握り方、おすすめ4パターン🏓

卓球のラケットの持ち方には、決まりがないのをご存知でしたか!?なので、どんな持ち方をしてもOKです。

ただ、持ち方や握り方を変えることで、より威力のあるボールが出せます。また、回転もかかるようになります。

今回は、サーブごとにおすすめの持ち方・握り方を紹介させていただきます。ぜひ試してみてください!!

(1)縦回転系のサーブを出すときの             持ち方・握り方

まずは、縦回転系のサーブを出すときの持ち方・握り方を解説させていただきます。

縦回転とは、垂直な向きに回転するものを指します。例えば、下回転や上回転がこれにあたります。

この縦回転が強め、あるいはナックル(無回転)サーブを出すときの、ラケットの持ち方・握り方を説明させていただきます。

下の写真のように、親指と人差し指でラケットの面を挟むように持ちます。中指・薬指・小指はグリップ(柄)から外し、軽く握るようにします。

中指は、柄の上部に少しかかるようにしましょう。

また、人差し指をラケットの中央寄りに置くことで、面の角度を作りやすくなります。

これが、縦回転系のサーブにおける、オーソドックスな持ち方です。

(2)順横回転サーブを出すときの               持ち方・握り方

次に、順横回転サーブを出すときの、ラケットの持ち方・握り方を解説させていただきます。

順横回転とは、右まわり(時計まわり)に回転するものを指します。

基本的には、前述した縦回転系のときと同じです。しかし下図のように、ボールの背面を捉えて、横回転をかける場合は異なります。これは、個人の好みややりやすさによります。

この場合、人差し指の位置はラケットの中央ではなく、グリップ側に添えるようにします。以下のような感じです。

横回転をかけるために、ラケットの先端にボールを当てます。そして、手首を自分のほうに入れて、ラケットの先端をまわします。

このように、ラケットのどこでボールを捉えるかや、スイングの方向によって持ち方・握り方が少し変わります。

(3)YGサーブを出すときの                        持ち方・握り方

また、YGサーブを出すときの持ち方・握り方を解説します。

YGサーブとは、順横回転サーブを出す動きから手首をひねり、逆横回転を出すものです。

ボールを打つときに、前方向にスイングする場合と、エンドラインに平行にスイングする場合で持ち方・握り方が異なります。個人の好みややりやすさ、フォロースルーをどちらに統一するかによります。

❶前方向にスイングする場合

前方向にスイングする場合は、人差し指がラケットの曲線に沿うように持ちます。

中指・薬指・小指は、軽くまるめて握りましょう。

こうすることで、大きく手首を曲げることができます。また、打つ瞬間に手首を返すときも、速くスイングできます。

このように、人差し指はラケットの曲線に沿うような持ち方・握り方をします。

❷エンドラインに平行にスイングする場合

エンドラインに平行にスイングする場合は、人差し指がラケットの曲線に沿うように持ちます。

そして中指もラバーに当て、「ピース」をするような形にします。薬指と小指は、軽くまるめてください。

ラケットが体から離れる方向にスイングする際は、この持ち方のほうがやりやすいです。

このように人差し指と中指もラバーに当て、2本の指で支える持ち方・握り方をします。

(4)巻き込みサーブを出すときの               持ち方・握り方

巻き込み(逆回転)サーブを出すときは、下の写真のように、親指をフォア面につき立てるような握り方をします、

人差し指はグリップの付け根に置き、中指・薬指・小指で握ります。

回転の種類・量・サーブの長さに関わらず、すべてこの持ち方をします。

このように、巻き込みサーブでは、親指をフォア面につき立てるように持ちましょう。

♣まとめ

ここまで紹介させていただいたように
、サーブごとに、イチ押しのラケットの持ち方・握り方があります。

卓球において、サーブは最強の武器です。握り方ひとつで威力が増すので、ぜひ研究して練習をし、いいサーブを身に付けてください。

次回は、サーブの立ち位置・足の位置を正しくして威力を最大にしようを紹介させていただきたいと思います。


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