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自分を傷つけない世界を選ぶ

とある宇宙人バシャールの一貫したメッセージに、私はやっと気づいた。なるほど、宇宙人は地球を壊して欲しくないようだ。それは、この星の持つ宇宙に与える力がとても強いかららしい。そして彼らは私たちに、地球環境を守って生きて欲しいようだ。確かに、私は今まで脳天気に地球破壊に加担してきた。数年前までコンビニが大好きだったし、安くて量のオトクな物ばかり選んでいたような気がする。モノは買うだけ買ってためこんで、時には無駄にした。この世界において「豊か」とは空き地に四角いビルがボンボン立つことであり、緑とか自然とは人の欲望の手助けをしてくれるものだとさえ思っていた。

だが私がコンビニでおにぎりを買えば、マイカーに乗れば、欲のままに100円ショップでモノを買えば、これからも日本中世界中に巨大な工場が建てられ続ける。緑は消され、電気は消費し、そこで雇用された人々は三食のご飯と共に忙しい毎日を送りはじめる。果たして私はそれでいいのか?私たちはそれでいいのか?バシャールはおそらく、そのことを私たちに聞いている。何となく無意識で、何となく忙しくて、何となく食肉に処理されたとんかつを無表情で口に運んでベッドに眠る毎日に警鐘を鳴らしている。

私が便利さにお金を出せば出すほどそれは加速する。お店があることが当たり前だし、お店にモノがあふれるほど揃っていることが当たり前な世界は拡大していく。しかしそれの何がいけないのだろう?そこには労働がある。果たして彼らはその仕事が心から好きだろうか?そうではないだろう。ではなぜそれをやるのか?お金を得たいからである。では、もしお金というものが無かったら、彼らはそれをするだろうか?さっさとやめて、好きなことを好きなだけするだろう。なぜそんな社会にならないのだろう?その世界の流れを止めている人がいるからである。そして世界の中のその一人が私だ。

私は自分を傷つけない世界を選ぶ。自分にないものを努力して得ていく社会とはもうおさらばする。この世界は、はじめからそこにあるもので完璧なのである。それを「足りない」といってイジりだしたから、おにぎりにはたくさんの種類があって、常に陳列されていて、そのリズムの中で、私たちはいつの間にか殺人的な忙しさを「通常だ」とカフェインを飲みながら走ることになってしまった。そんな劇薬みたいな世界を良しとする人はとりあえず置いておこう。説得するより早い方法がある。

もし、あなたが今立っている地面のことについて興味があるのなら、私とゆっくり歩きはじめて欲しい。私は地球を汚しまくっている。しかし地球は怒らない。私が地球だったら怒るけれども。
そんな母のようなこの星を、少しでもこれ以上傷つけず、なおかつ私たちが楽しく過ごせる方法についてあるのならシェアをしていきたい。そう思っている。

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