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映画『太陽がいっぱい』

アメリカ人富豪の青年にこき使われるフランス人のリプリー。海に出たところで、富豪を殺害しなりすましたリプリーだったが…。

すこし「フランス人のアメリカ人への怨念」みたいなものも感じる映画。第二次世界大戦では、ドイツに瞬殺されたフランスを解放したのは英米だっから、屈折した感情も分かる。

イタリアの気楽さとフランスの屈折した心が、画面を支配しているようで、犯行にはしってしまったリプリーに感情移入してしまう。それにしてもアラン・ドロンのハンサムさは、現実離れしたかんじがする。ラストの笑顔も…。

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