20240424

 雨の一日。少し肌寒い気温で体調管理に気をつけなければならない。黒沢清監督の映画『ドレミファ娘の血は騒ぐ』を観た。田舎から出てきた娘が大学で心理学のゼミに通っている憧れの先輩に会いに来るが、自堕落で性に奔放な彼を見て幻滅する。そこで出会ったゼミの教師に「恥じらい理論」の実践の指南を受けるが……。伊丹十三がかなり渋い感じだった。コメディ要素高めという感じだが、シュールで最後は意味が取れず、どことなく不穏な感じも今の彼の作風に通じるところがあった。

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