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言葉とか、言葉。

ドイツ語の勉強をしていてつくづく思うこと。
母国語が日本語でない方が、日本語を使うことのすごさよ。
どうやって勉強したん?覚えたん?
日本人でさえ上手く使いこなせない日本語を。

中高の6年間で英語の授業があったとは言え、
完全に試験と受験のための勉強だったそれは、
ほっとんど身になっておらず今や中学英語も怪しすぎるレベル。
歴史と英語は、せっかくやったんだからもっと真剣にやっていればよかったと、
ついたられば言っちゃう。
(完全に暗記ものだと思っていた日本史は平均以下も以下の知識のなさ、、)
本気で覚えようと語学を勉強している今だけど、まだコツも何も掴めていないw
先が長いなぁ、、、
つい英語読みしそうになる感覚は少し抜けてきたけど、
(JとかVとか英語と違う)
ドイツ語って長い単語がまぁ多い。
そんなに次から次にあれこれ覚えられませんよ。
その上、日本語では馴染みのない女性名詞だ男性名詞だ、、ちーん。辛い。
強く思うのは、この合理的な国において数字が全く合理的でない。
例えば、123。
日本語で言えば、ひゃくにじゅうさんと、頭から順番に位を読む。
ドイツ語、ひゃくとさんとにじゅう、という具合。
ちーん。

とは言っても、英語に近しいものはままあって、
語学の勉強としてはそこまでハードルの高いものではないと思うの。
それに対して日本語、日本語よ、日本語。
ひらがなカタカナ漢字とある上に、
もはやほとんど機能していないと言ってもいいであろう「てにをは」、
フォーマルとカジュアルの相違差、
空気読む文化独特の曖昧な表現。
頭痛いと思うw
母国語でない言葉を勉強しながら、日本語を勉強されている方に頭が下がる。
すごい。

日本語が、それはそれは大好き。
幼少期から本だけはとにかく読む人間だった。
小学校に上がる前に初めて母に連れて行ってもらった図書館に、
こんなに素敵な場所が存在していたのかと感動したことをよく覚えている。
特に小説の、たゆたうような表現がたまらない。
エッセイなら、価値観に共感できたり憧れたりできる、言い得て妙なものが好物。
読み物は浪費するものと思っている。
これまでいくつの物語を読んできたかわからないけれど、
正直内容を覚えていないものばかり。
(だからすっかり忘れた頃に何度でも楽しめる)
重要なのは、内容ではなく表現力や言葉の使い方。
好きだなと思う作家さんは女性ばかり。
でも、好きと得意は同義ではない。
私の日本語力はとても低い。語彙力も大してない。
言葉を類まれに操る能力、羨ましい。

何が言いたいかって、
早くドイツ語が好きって言えるくらい、
小説が読めるようになるくらい、覚えたいよって話し。
それでも日本語が好きだと思うのか、言葉なら何でもいいのか、興味がある。

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