ついつい頑張り過ぎちゃうあなたへ

(はじめに)
前回の記事で、自分自身の「頑張り過ぎる性格」について投稿したのですが、今回はその続きみたいなお話しになります。
そんな自分と私と似た性格の方々への対策について書きたいと思いますが、内容はあくまで私見ですので、その点はご容赦ください。

(ここからです)
新年度になり、新たな環境や仕事の中で、充実した毎日を過ごしている人が大部分だと思いますが、今回の記事はそんな「大部分の人々」には無関係な内容になります。
私のように、特に新しい環境になった時に「ついつい頑張り過ぎて空回りし、心身共に疲弊してしまう」ような人達の参考になれば幸いです。もちろん「未来の自分」に対する教訓でもあります。

そんな人達が「燃え尽き症候群」や「五月病」になってしまうのかも知れません。新しい環境、人間関係に馴染むために神経を使い、「周囲の期待に応えたい」「みんなに認めてもらいたい」と思い、一生懸命かつ真面目に仕事に取り組んだ結果、人間関係に疲弊し、仕事では思ったような成果が上がらず、疲労感や焦燥感が募り、気持ちが沈んでいくことになっていませんか?

そんな人はきっと「頑張り過ぎ」だと思います。毎日を100%(あるいは120%)で頑張っていませんか?
もし、この記事を「うんうん」と首を縦に振りながら読んでいるような人なら、「毎日を全力で頑張る」なんてことは、きっと無理です、出来ません、続きません。もし、それを強要されるような環境ならば、その環境を変えたほうが良いと思います。そうしないと、過労でメンタルをやられてしまい、最悪の場合、あなたの人生が破壊されてしまいます。

まずは「自分にとって続けられる無理のないペース」を理解して、そのペースで続けられる環境を整えることが大切だと思います。

ここで問題となるのは「自分にとって無理のないペースをどうやって知るか?」ということです。
巷でよく聞く話に「自分の全力を100点として60点くらいを目指す」みたいな方法があります。この考え方で大丈夫だと感じる人もいますが、私の場合は、この方法での改善は難しいように感じました。
その大きな理由は、「採点の基準が曖昧になってしまう」ことでした。以前は「100点の頑張りだ」と考えていたはずのレベルが、いつの間にか80点になり60点になってしまいます。その結果「60点だから、まだまだ頑張れる」と思ってしまい、再び自分自身に対して大きな負荷をかけるようになっていたのです。

それならどうすればよいか?
先日、心理カウンセラーのPoche(ポッシュ)さんのX(旧Twitter)を見ていたら、こんなことが書いてありました。

「60%で頑張るとか、ほどほどでいいとか、よくわからないと思うことがあるかも知れません。そんな頑張り屋さんのあなたは、『まだできる』くらいでストップ。『まだ』『もう少し』と思う時が、他の人から見た『ほどほど』です」

この投稿を発見してから、私は”このサイン”を意識するようにしています。
「まだやれる」
「もうちょっと大丈夫」
という言葉が心に浮かんだら、一旦休憩モードに切り替えるようにしました。そうすることで、心身ともに少し楽になったと感じています。仕事中は自分勝手に休憩することが難しい場合もあるでしょうが、このサインを知っているだけで、意識や対処の仕方が違ってくるのではないでしょうか。

周りから言われなくても、頑張ることが当たり前になっている「頑張り屋さん」の場合は、なるべく心身に無理のない「ほどほど」で、気持ちに余裕を持った仕事や生活のほうが、長続きしやすく、より良い人生になるように思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?