2つのZINEを同時に作る

おかげさまで、民俗学エンタメZINE「民俗学は好きですか?」シリーズも10冊目を無事に迎えることができました。

現在は第11号 特集「稲のある歴史、米のある暮らし」の制作に取り掛かっています。

前にも書いたけど、この第11号からは少しリニューアルするつもりです。

これまでの「民俗学は好きですか?」は二つのコンセプトをもとに作ってきました。

①奇をてらわずに、基をねらう

②民俗学をわかりやすく、おもしろく、奥深く

①については、奇抜なテーマとか話題性のあるテーマとかに頼るのではなく、民俗学の基本的な部分をしっかりと押さえていく、という意味です。このコンセプトは今後も続けていくつもりです。

一方で、②のコンセプトについてはこの第11号からちょっと変えていこうかと考えてます。

新しいコンセプトは「暮らしに学び、不思議を旅して、人間を描く」

新しいコンセプト、というけれど、実は今までの「民俗学をわかりやすく、おもしろく、奥深く」と、実はそんなに変わりません。新しいコンセプトは、前のコンセプトをより突き詰めたものになっています。

そして、さらに「民俗学は好きですか?」と並行して今、「くらやみ坂のナツミ」という小説を書いています。ちょうど今日から書き始めました。

年末の文学フリマ東京での発売を目指しています。

目下の問題は、「二つのZINEを同時に作るなんてこと、できるのか?」ということ。

前回のvol.10ですら、大幅に予定を推してしまったというのに。

とりあえず、今のところは何とかなってるけど、今後はどうなるか。

「民俗学は好きですか?」のほうは5月の文学フリマ東京には間に合わせたい。間に合わなかったら、新作はナシ!ということになります。

実感としては、ちょっと製作が推し始めてるかなぁ、という感じです。しかもまだ、企画が決まり切ってない部分がある。

これは、今まで以上にきっちりとスケジュールを管理しないといけないのかもしれません。

去年までは「いままで以上にしっかりと予算を管理する」がテーマだったんですけど、今年のテーマは「しっかりとスケジュールを管理する」になるかもしれません。

ちょうどいま読んでる本で、こだわりの文具を駆使してタスク管理をする、なんて話が書かれていたので、ぼくも実践してみようかしら。デジタルよりもアナログなガジェットが好きだし。

製作スケジュール管理って、思った以上に重要なことなのかもしれません。

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