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フリーエンジニア 営業をするハナシ

 フリーランスになってみると仕事に追われてしまいなかなか営業が出来ないなんてコトもあると思う。実際、オッサンも仕事をしていると営業をする時間がなかなかできない。だって週6日稼働だし。休みたいしお姉さんのいるお店で飲みたいし
 案件斡旋会社と契約しているの営業なんてする必要あるの?なんて突っ込みがあると思うので、今回は営業について書いてみようと思う。

受け身、ダメ、絶対

 ほとんどの場合、どこか案件斡旋会社と契約を結んだ後、その後は営業活動をしない、って状況なんじゃないかと思う。実際にオッサンも昔はそうだった。でも、それじゃ困ったことが起こったんだよな。 

案件斡旋会社 トブ

 フリーランスの駆け出しだった頃に誰も知らないような超マイナーな案件斡旋会社と契約をして仕事をしていたことがある。契約したきっかけは憶えていない。非常に残念な会社だったのは強く覚えている。

 その会社と契約して仕事をしていたのだが、ある月の報酬支払がなかった。電話確認をしてみると電話に出ない。忙しいのかなとメールを送ってもナシのツブテ。はて。
 
 とりあえず、そのまま仕事をしていると月末になり、現場から来月からどうしようかなんてハナシが出てきて、いったい何のことなんだろう、と聞き返してみると案件斡旋会社がトンでいることを初めて知る。マジか!

 そこからは現場で仲良くなったとても素敵でイケメンな慈悲深く優しさと聡明さを兼ね揃えたプロパー社員様のおかげで速やかに別の斡旋会社と契約をしてという対応を取ることができた。債権者集会というものに債権者として参加という経験をすることになるのだが、これはどっかで書くことにする。結論としては、配当資産無しで2か月分の報酬が消える。それでもその結論がでたのは数カ月後のハナシ。他にも色々な方法でおカネを工面する方法があったらしいんだけれど、その知識は今も持っていない。

 とても素敵でイケメンな慈悲深く優しさと聡明さを兼ね揃えたプロパー社員様がいなかったら正直、本当に詰んでいた。とても素敵でイケメンな慈悲深く優しさと聡明さを兼ね揃えたプロパー社員様がいたからこそ、3カ月報酬なしという致命傷で済んだわけだが、まぁ、その間はキツかった。まずはカネになりそうな使っていないパソコンのパーツを中古で売り払い、読まない本を売って、聞かないCDを売って、と金策に駆け回ることになった。
 3カ月目の別の斡旋会社から報酬が入る直前になると社外常駐の常駐場所に通勤するための定期を買うカネすらなくて出勤するときは切符を買い帰りは何時間も歩いたなので渋谷から田園都市線をそって246を歩けるルートは詳しい。

 案件斡旋会社は大きいトコロじゃないとダメだな、と痛感した出来事である。あと、もう1つ学んだことは、別の斡旋会社を知らないとダメだなということ。プロパー社員様がツテがあったので案件斡旋会社を変えるだけで同じ現場で働き続けることができたが、これが案件斡旋会社をさがして、面談をやって案件を決めて、案件入場とかいう流れになっていたらと思うとゾっとする。マジで詰んでた。

同じ案件でも報酬が違う

 これはあるあるなんだけれど、同じ案件でも斡旋会社によって報酬額が変わってくることがある。だいたい、同じタイミングで案件の紹介があって同じような内容と常駐場所が指定されていて、報酬額だけ違う。
 フリーランスはカネにこだわるので、同じ仕事でも報酬額が違うってのはとても深い問題になって、最悪、信用問題にまで発展しかねないのよな。
 
 なので、いくつかの斡旋会社と面談をして案件の紹介だけ受けられるようにしておくってのはとても大切な営業活動になる。

 1か所しか契約をしてない、もしくは斡旋会社を知らない、なんて場合は、暇をみていくつか当たっておくといいと思う。

最大の営業、それは結果を出すこと

 この業界は広いようでとても狭い。
 変なことをやっていると、いつかドコの現場にも入れなくなる。食い詰めてフリーランスを辞めて、どっかの会社の社員に潜り込んでも現場に入れないなんてことも起こる。この業界にいれなくなる。
 だけれど、ありがたいコトに普通に働いてさえいていれば、仕事が無くなるコトは無い。報酬は減っていくんだけれど喰ってはいける。

 ヒトとヒトの繋がり、会社と会社の繋がりが、目で見えないところで張り巡らされているので、本当に些細なハナシがどこに流れているか分からない。オッサン達がやってしまったダンボールハウスのハナシを別の現場で都市伝説として聞いた時は笑えなかった。

 オレだよ、オレ、オレ、オレ、そう、それオレ。

 とか、笑いを取りにいくこともできないし。

 後は同業者やフリーランス同志のつながりを作っておくことかなぁ。案件の内容を細かく知っているヒトなんてものいて、事前に案件の詳細を把握することができたりもするんだよな。どこどこのどの案件はヤバイから手をだすな、的な。Windows2000が未だに動いているアノ省庁のハナシとか。

 手が足りないから入ってくれなんてお声がけを貰ったり、逆に手が足りないからと声をかけてみたり。そこは持ちつ持たれつ。

 だから、誰か、名古屋の運用設計の受注案件やる人いませんかね?
 マジで困ってるんですよ。月1本出ますよ。2年ぐらいは継続して仕事ありますよ。

 と、声をかけてみたりもする。

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