流行りの曲の中に「好きだなんて言えない」みたいな歌詞、登場しがちじゃないですか？

私はあの歌詞に全然共感ができなくて。それは、私自身が好きだ！と思ったら即相手に伝えてしまうから。

それ自体は良いことだと思うんです、自分でも。ただ問題なのは「好き好き言い過ぎる」ことと、「相手に多くを求めすぎてしまう(距離感が近すぎる)」こと。

私が誰と付き合っても疲れてしまうのって、それが原因なんじゃないかな？と薄々気づいてはいても、じゃあどうしたらいいのか、検討もつかなかった。

けれど最近、「距離が近い＝好きではない」ないし、「好きだからって無理に距離を縮めなくてもいい」ことが、気持ちを整理していく中で分かって。

そうしたら、今までは「好きな分だけ相手との距離を詰めないといけない」と思い込んでいたことに気づいた。

無意識にそう思っていたから、相手との距離が開くと不安になって過干渉になったり、近づけなきゃと思って空回りしていたんだなって。

だけど本来、適度な距離感って誰とでも必要なんだよね。特にHSS型HSPの私には。それは良好な関係を築くための土台で、長期的に付き合っていくには不可欠だと思う。

じゃあなんで「近づかなきゃ」と思っていたかって、親からの過干渉を愛情表現として捉えていたからなのかなって。父からだけではなく、母からも。

最近拒否してもいいんだって思えるようになったけど、1から10まで干渉されることが当然で、自分の中身を全部見せなきゃいけないと思っていた。そうしないと許されなくて認められないんだって。でも多分、それって苦しかったんだなぁ。

好きだからって、何でも見せる必要ないんだよね。私は相手が見せてくれる部分を愛したらいいし、全部知らなきゃいけないなんてこと、なかったんだ。

そう思ったらちょっと肩の荷が下りて、自分も相手も大事にできそうな気がしてきたのでした。

という、最近の気づき。